アメリカでは、死因の第3位が「医療ミス」だという。
フランスでは、7人に1人が「医療ミス」で命を落としているという。
ええ、マジで?ホンマに?
一方で、事故をほとんど起こさない世界がある。
航空業界である。
その決定的な違いとは??
ずばり、
医療業界ではミスを「隠蔽」し、航空業界ではミスを徹底的に「検証」する。
その業界体質にあるという。
航空業界では、失敗は「改善のための重要な資料」である。
個人を責めることは基本しない、むしろ積極的なフィードバックが、「称賛」される。
失敗は、徹底的に分析され、前向きに改善されるのである。
決して恥ずかしい事ではない。
自分に置き換えてみよう。
仕事で失敗した時、どういう行動をとるか。
まず、焦る。○○さんに怒られるところを想像する。
自分が悪くない事をアピールすることに躍起になる。
30代前半までの自分は、そんなところだったろう。
その後遅まきながら、すぐに謝った方が楽だということに、気が付いた。
失敗には、新たな知見が多くもたらされることにも、気が付いた。
そして、失敗は恥ずかしいどころか、「成長のための欠かせない要素」だということも学んだ。
周りの人の失敗にも、一喜一憂せず、ひとつの事象として冷静に捉えれるように、ようやくなってきただろうか。
若い方には、人材不足の折即戦力を期待され大変だが、のびのびと失敗してほしいと願う今日この頃。(オッサン的発言すみません)