失敗の科学 マシュー・サイド 著  有枝春 訳

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

アメリカでは、死因の第3位が「医療ミス」だという。

フランスでは、7人に1人が「医療ミス」で命を落としているという。

ええ、マジで?ホンマに?

 

一方で、事故をほとんど起こさない世界がある。

航空業界である。

その決定的な違いとは??

ずばり、

医療業界ではミスを「隠蔽」し、航空業界ではミスを徹底的に「検証」する。

その業界体質にあるという。

 

航空業界では、失敗は「改善のための重要な資料」である。

個人を責めることは基本しない、むしろ積極的なフィードバックが、「称賛」される。

失敗は、徹底的に分析され、前向きに改善されるのである。

決して恥ずかしい事ではない。

 

自分に置き換えてみよう。

仕事で失敗した時、どういう行動をとるか。

まず、焦る。○○さんに怒られるところを想像する。

自分が悪くない事をアピールすることに躍起になる。

30代前半までの自分は、そんなところだったろう。

 

その後遅まきながら、すぐに謝った方が楽だということに、気が付いた。

失敗には、新たな知見が多くもたらされることにも、気が付いた。

そして、失敗は恥ずかしいどころか、「成長のための欠かせない要素」だということも学んだ。

周りの人の失敗にも、一喜一憂せず、ひとつの事象として冷静に捉えれるように、ようやくなってきただろうか。

 

若い方には、人材不足の折即戦力を期待され大変だが、のびのびと失敗してほしいと願う今日この頃。(オッサン的発言すみません)