ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

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「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」 花田 菜々子

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

 

<自分が「変わりたい」と思っている人におすすめ>

いかがわしいタイトルながら、内容は、「ポジティブが道を拓く」というサクセスストーリーなんです。勉強になることがたくさんあります!

 

あらすじ ヴィレッジヴァンガード~出会い系サイト~幸福な挑戦

彼女は社会人経験を「ヴィレッジヴァンガード」でスタートさせます。

本を買ってくれる人のことを考え、真剣に「オススメ」した結果、「売り上げ」という答えとなって返ってくる、いわば「仕事のやりがい」を発見します。

 

色々あって(はしょりすぎ!)、彼女は無職に。

そして「出会い系(まともな人も意外と多い)サイト」で知り合った人に本をすすめまくります。

 

本をすすめまくっていると、「本をすすめまくる人」という評判が立ちます。

評判が立つと、新たな出会いが起こります。

 

やがて、あちこちの集まりに参加するようになり、自分でも新たな「イベント」を開催したり、雲の上の人物に実際に会えたり!

 

「セルフブランディング」について

彼女は「出会い系サイト」×「本をすすめる」というレアな組み合わせによって、「セルフブランディング」を確立しました。

 

それぞれ単体では、その道のプロフェッショナルは掃いて捨てるほどいます。

 

でも、掛け合わせると、案外唯一無二の存在になれるものです。

 

100人にひとり×100人にひとり=1万人にひとりという構図ですね。

 

「自分が夢中になれる分野」なら地味な努力や挑戦が苦にならない

 コツコツ積み重ねていくことは、苦痛を伴うこともあります。

でも、それが「たまらなく好き」ということなら、続けられます。

 

むしろ、そうでないと続けられないですよね。

 

また、初めてのことは、二の足を踏んでしまいますが、好きな事であれば「挑戦したい」が勝りますよね。

 

そうやって、彼女は一段ずつステップアップし、すごいイベントを開催したり、雲の上の人物に出会ったりできている今があるのです。

 

好きな事と出会うことができる、それは、人生において、最も大切な事のひとつかもしれません。

 

 

では、また。