ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

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「超AI時代の生存戦略」 落合陽一

超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト

 

<『新しい生き方』の指針>

 

今、最も注目されている人です。書店でこの人の本を見かけない日はありません。

 

人間VS機械という考え方は古い?

「AIが発達すれば、機械に人間の職が奪われる。」ということはよく言われてきましたし、今でも言われています。

でもそうではないと著者は言います。

人間と機械は共存して栄えるのだと。

 

どういうことかというと、

「人間VS機械親和性の高い人間」という構図だということです。

 

機械を使いこなせる人間は、どんどん作業的なことを機械に任せていき、自分は他の新しい仕事を生み出していくのです。

 

一方で機械を使いこなせない人間は、従来からある仕事しかできないということです。

 

コミュニティは小さくなる

すでにそうなってきていますが、あまねく広がる趣味というのが、無くなっています。

 

私が子供の頃に流行ったドラマや歌、テレビ番組は、ほとんど全員が見ていました、その時の歌もほとんど覚えています。

 

でも今は、家族でも友達であっても、皆趣味が違って別々のことをしています。

 

食べ物も飲み物も、一緒にいても、めいめいが違うものです。

茶店ではとりあえずコーヒー、居酒屋ではとりあえずビールではないのです。

 

小さなジャンルのこだわりを持った人が集まるので、コミュニティは小さいのです。

でも、私はそれでいいと思います。

 

誰でもコミュニティを作れる

「自分らしさ」を実感できるコミュニティを探すことは、SNSが発達した現代では、そう難しくはないと思います。

 

自分が好きな事を実践している、グループを探して参加すれば、自然と共通の趣味の友達が増えていきます。

 

が、さすがに難しい場合もあります(どんなマニアックな想定をしているのだろう)。

 

そんな時は、自分でコミュニティを作ればいいのです。

 

自分でコミュニティを作ってしまえば、そこは100%自分の好きなことができる、自己実現コミュニティとなります。

 

本当に面白いのに、あまり集まりがない、そんなことを発見してしまったら、「好き」を「仕事」にできる可能性も高まります。

 

自分から発信していくことの重要性

自分でコミュニティを作るため必要な事は、

自分が好きな事に関する情報を発信し続け、共感してくれる他人を集めていくことです。

そしてそこで自分にしかない価値を作っていくのです。

 

同じような人が日本中に1万人いてもいいと思います。

1億人の中に1万人ですから、自分ひとりは1万人に影響を与えることが出来るのですから。

 

自分は最近、読書会、哲学カフェ、という自己実現可能なコミュニティと出会いました。

 

そして、自分の好きな事を突き詰めるとともに、次の新しい「面白い事」を求めて日々妄想しております。

 

そのために、発信を続けていこうと思います!

 

では、また。