<哲学カフェを開催しました!>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
昨日、念願の哲学カフェを開催することができました。
参加いただいた方ありがとうございました。
◆今回お借りした場所
場所は心斎橋アメリカ村の「Second Stage」さん。
この場所は、「SpaceMarket」というレンタルスペースアプリで借りました。
若者の街のど真ん中なのですが、入ってみると、そこは異世界でした。
春のやわらかな陽射しが入り、とても雰囲気が良かったです。
壁には一面の桜が!憎い演出です!
雰囲気重視で、窓際のソファでやることにしました。
本日のテーマは、
「あなたにとって、『読書』とは?」
でした。
この日は、「彩ふ読者会」のサークル活動(オフ会)として、サークル内で募集し、集まっていただいた10名。
男性6名、女性4名でスタートです。
◆前置き
まず、私が「哲学カフェ」について、軽く説明します。
内容は、3月17日に「カフェフィロ」さんにお越しいただいたときの、
進行役の方の導入部分、
スケッチブックにの内容を丸パクリさせていただきました(すみません、ありがとうございます)。
(その時の内容はこちら)
私が、順番にフリップを出し説明していきます。
説明は、カフェフィロさんのをちゃんと覚えていないので、独自の解釈を付けています。
①
「哲学カフェ」は、「自由に考える」ことを最重要視します。
「自由に考える」ことは、普段あまりできていません。
常に相手の求める意図を汲んで、時間のない中、答えを出すために「考えている」毎日です。
お母さんが子供に「自分でよく考えなさい」と言っているときも、こうさせようというお母さんの意図というか正解が先に有って、それに誘導しようとすることが多いのではないでしょうか。
テーマがあって、その言葉に対する意味付けは人それぞれ違います。
その違いを知り、対話し、新しい意味付けを自分の中に落とすことで、明日からの自分の行動を見つめなおすことが出来ると思います。
②
これは、いつも哲学カフェでは冒頭に言われることです。
哲学カフェは、勝ち負けを決める議論ではありません。
むしろ、協力して対話を進めていくもの。
ひとつの結論を求めません。
モヤモヤしたまま終わってもいい。
「もっと考えたい」というモヤモヤは、むしろお土産です。
人それぞれ、「みんな違って、みんないい」を意識することは大切です。でもそれで終わっては哲学カフェの半分も楽しめません。
なぜ(どう)違うのか、その中でも共通認識できる部分はどこか。
違うからこそ、対話を重ねなければならないのです。
哲学カフェは「何を言ってもいい」場です。
しかし、相手を否定するもの言いをしないことで、場の安心感を保つことが大切です。
③アドバイスー1
考えるスピードは人それぞれです。
速い人ばかり話しても面白くないです。
みな自由に話すことができるよう、「ゆっくり」を意識してください。
普段では避けがちな「沈黙」にも価値があるという意識も大切です。
④アドバイスー2
発言者は「もち子(ぬいぐるみ)」を受け取る。
話している人の話は最後まで聴いて、話したいときは、挙手し、「もち子」を受け取り、話す。
「しっかり聴く」のは結構難しいです。
どうしても、話したくなってしまいます。
また、解らない事があったら遠慮なく「質問する」。
普段なら歓迎されないような「解らなかったので、もう一度言ってください」「それってどういう意味なの?」といった類の質問も遠慮はいりません。
哲学対話にとっては大切な事です。
⑤アドバイスー3
話がまとまらなくても、話し始めましょう。
周りの人が協力してくれるはず。
「自分はこういうことが言いたかったのか」ということが対話の中から生まれてくることがあります。
⑥アドバイス-4
なぜ?を繰り返していくと、だんだん「わからないこと」が増えていきます。
相手だけでなく、自分にも問いかけを繰り返してみましょう。
最後に、これは私オリジナルのフリップです。
私の哲学カフェに対する想いです!
哲学カフェに参加していると、自分含めこれを感じてしまう時があります。
「哲学用語」「横文字」。
「相手を言い負かそうとする気持ち」。
「カッコイイ事を言って注目されたいという気持ち」。
それではいけない。
対話である以上、
「相手に分かり易い言葉で話す事」がいちばん大切です。
そして、しゃべることに自信がない人(私も)でも、話しやすい、話してみようと思う安心感。
それを大切にしたいのです。
◆前置きは以上で、いよいよ始まります。
取っ掛かりは、「園田哲学barでもご一緒した方(ひじきさん)」。
「読書は何かを得るための手段か?それとも、そのものを楽しむのか?」という、実に取っ掛かりにふさわしい問いかけからスタートします。
その後、ひじきさんに無理やり書記を頼むことになります。
すみません、2000字が近くなってきたので、今日はここで終わります。
続きは明日。
では、また!