<「あきらめる」は「選択する」>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
私ちくわがサポーターとして活動させていただいている、「彩ふ読書会」のメンバーを集めて、哲学カフェを開催しました。
4月の開催に続いて、今回が2度目の開催です。
参加いただいた方、ありがとうございました。
◆今回お借りした場所
場所は大阪中崎町の「コラボカフェ蕾」さん。
この場所は、「SpaceMarket」というレンタルスペースアプリで借りました。
今回は時間貸しで、お借りしました。
大阪キタで、オシャレなカフェや雑貨店があって、とてもにぎわう中崎町。
そんな中崎町の細い路地に入ったところにありました。
外観は古民家のようで、とてもレトロな感じです。
中に入ると、温かみのあるオシャレな空間です。
カウンター・厨房もあります。
パーティーも出来そうですね。
本日のテーマは、
「あきらめるって、どういうこと?」
でした。
この日は、「彩ふ読者会」のサークル活動(オフ会)として、コミュニティ内で募集し、集まっていただいた9名(男性4名、女性5名)。
進行役は私ちくわが務めさせていただきました。
◆前置き
まず、私が「哲学カフェ」について、軽く説明します。
以前「カフェフィロ」さんに「彩ふ読書会」が協力開催させていただいた時、学ばせていただいた導入部分をパクらせていただいております。(すみません、ありがとうございます。)
そのへんの内容は4月のアメリカ村開催時に載せていますので、今回は割愛させていただきます。
それでは哲学カフェスタートです!
◆「あきらめる」ことは、ネガティブなコトなのか?
・「あきらめる」は、ありのままの自分を見つめなおすこと。
とっかかりは、6月のカフェフィロ開催にも参加していただいた方から。
早速核心を突いてきましたね。
コチラの意見には、参加者の多くが、同様の意見を述べられていました。
・「あきらめる」ことは、「逃げ」や「妥協」だけではない。
・「あきらめる」ことは「優先順位づけ」である。
・「あきらめない」ばかりだと、限られた時間で出来きらない。
・「あきらめない」ことは、かなりエネルギーを費やす。
次々と重要ワードが飛び出してきます。
「あきらめる」ことは、自分の時間の使い方において、重要な選択であることは皆の共通認識としてあるようですね。
◆「可能性」と「願望」
・「あきらめる」は、「できそうかできそうにないか」というだけではなく、何か別の基準があるような気がする。
この意見は、対話が膨らんだ面白いものでした。
できないからあきらめる、出来るからあきらめない、だけでなく、
たとえば、「ひとかどのところまではできなくても、好きだから続ける」だとか、
「今後に必要だと思うからなんとしてもやっておきたい」だとかいう理由で、できなくても続けることはありますよね。
その基準って、シンプルに言うと「やりたいかどうか」なんですよね。
いっぽうで、「できそうかできそうにないか」も非常に重要な基準です。
それは、後半に再び話題となるのですが、「自分に向いているかそうでないか」という問題なのです。これは、後で触れます。
◆捨てきるのか、残しておくのか
こんな意見がありました。
・「あきらめる」は、いったん「距離を置く」こと
また、こんな意見もありました。
・「デキる」人ほど、「スパっと」あきらめることができる
これは、一見「捨てきるのか、捨てきっていないのか」という観点で対立するように思えました。
しかし、対話が進むと、共通点がみえてきます。
それは、「今」はそれに向き合わない、ということです。
金輪際それをやらないとおもっても、ひょんなことで昔取った杵柄を使うことがあるかもしれません。
でも、今はあることに集中したいから、あきらめるのです。一旦忘れるのです。
◆コミュニケーションをあきらめる
・どうやってもわかりあえない人に対して、コミュニケーションをあきらめる。
こんなおもしろい「あきらめる」もありました。
皆経験ありますよね。私もアリアリです。
でも、話しを継いでくれた方が、この「あきらめる」のいいところを語ってくれました。
「あきらめた」後に、自分が一歩引いた目でみると、ポジティブに転がることがあるということです。
これって、現代の多様化した価値観の中、コミュニケーションの大きなヒントになりますよね。
◆後半へ続く
ほとんど進行役は聴いているだけで(ほんまです)、あっという間に1時間が経過し、いったん休憩となります。
続きは、日を改めて書きますね。
では、また!