<どんなときに感動しますか?>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日書くのは、参加2回目となる、「こうべふらんす哲学カフェ」さんです。
前回のレポートはこちらです。
◆哲学カフェとは?
・誰もが『対等な立場』で、テーマについて自由に話し合う場
・テーマは身近なこと。(例「お金」「愛」「子供」「嫉妬」)
・哲学の知識は不要(全くもって不要です)
・あるのは進行役と少しのルールだけ
主催者のブログです。↓
場所:cafe Rippleさん
時間:19時~21時(2時間、途中休憩有)
「予約不要」です。
月に1回のペースで開催されています。
今回の参加人数:9名。(男性6名女性3名)うち進行役1名。
年齢層は広く20代~70代ぐらいの方まで。
前回は休日の参加で、別のカフェ(こちらもオシャレでした)、こちらカフェも開放的で、広くてオシャレなんですよね!
場所は繁華街なのですが、平日の夜のカフェということで人も少なく、周囲に遠慮する必要もあまりないのがいいですね。
このこうべふらんす哲学カフェ、主催の方が、安心して話せる場を一生懸命作っておられる姿が、とても素敵だと思っています。
さて、私は始まる前に飲み物と食事(仕事終わりでおなかがすいていました)を注文し、 食べながらの参加となりました。
◆では、スタートです。
定刻の19時になったらスタートです。
まず、主催者から決めごとについて説明があります。
こうべふらんす哲学カフェの今日のルールです。(随時改訂していくそうです)
①タブーなし!
②否定ではなく、「なぜちがうの?」と問い掛けて。
③お互いに問いかけをどんどんする
④知識より自分の経験で
⑤人が話している間に手を挙げてもOK
⑥他の人が手を挙げても、あわてず最後まで話す
⑦聞いているだけでもいい
進行役は、今回は参加者の1人が担当されることになりました。
今回のテーマは、「感動の〇〇」〜心が動くということとは?
でした。
まずは様々な感動の形が出てきます。
ラグビーワールドカップや阪神タイガース快進撃のタイムリーな話題に始まり、
親も驚く子供の成長、
わからなかったことが、ついに「わかった!」瞬間、
ベタなところで映画や本のラストシーン、
はたまた、何気ない日常にたまらなく感動する瞬間がある、
という方もいらっしゃいました。
それらから見えてくる「感動」がおこるときってどいうプロセスなんだろう?っていう問いについて語り合います。
印象に残ったキーワードについて、感想とともに記録したいと思います。
◆予想を超えた「サプライズ」。
・子供がいつの間にかこんなに成長していたのか、と思った瞬間。
・コンサートで期待していた以上の演奏だったとき。
日常的に起こりうる刺激の枠を破ってくる出来事に遭遇した時、「感動した」と思うのは、なんかわかる気がします。
◆落差
・悲しみの中にいて、救われるような言葉に出会ったとき。亡くなった方の手紙を見つけた時のような
・困難続きだったけど、最後に一緒になれた恋愛ドラマ。
勝って当たり前のチームが勝っても、感動は起こりませんが、100連敗中の馬が勝ったら感動します。(あ、この場合は勝たなくても頑張ってるのを見るだけで感動するかもしれません。)
◆脳の報酬系
感動して気持ちいいのは、脳内で快楽物質が出ているからといわれています。
ギャンブルのように、予想がつかないけど時々大当たりするようなものは快楽物質の量が多く依存しやすいそうです。
予想外のサプライズは感動が大きいのは、脳の報酬系が関係してそうですね。
◆当たり前のことに感動するということ
朝起きて、目を開けて息をして、ごはんを食べて、動いて、それ自体が凄いこと。
確かにそうなんですよね。
私もそんなことを考えるときはあります。
あと、何回子供とお風呂に入れるだろうとか、帰省した時に、年老いてきたこの親に会えるのはあと何回だろうとか。
そう考えると急に当たり前の出来事がいとおしくなり、ケンカしたり、腹を立てたりしてる時間がもったいないな、なんて考えたりしてしまいます。
興奮するような感動とは異質なんですが、確かにこれも感動なんですよね。
感動して、感謝するみたいな。
◆続く、、
哲学カフェはまだまだ続きますが、疲れてきたので日を改めます。
明日もブログが書けることに感謝しながら。
では、また!