<モチベーションをあてにしない>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、軽めの自己啓発書です。
<内容紹介 amazon より>
集中力を“自由自在”に引き出すワザ!10年間のべ15万人への指導実績を誇る“集中力プロデューサー”が教える「集中力を高めるノウハウ」とは?「仕事」「勉強」の質は、スタートダッシュで決まる!見るだけで“集中力が高まるカード”付き!
◆株式会社「集中力」代表取締役
なんと、著者の森氏の会社は「株式会社集中力」です!
そのまま!
私は「株式会社アレッポの石鹸」を思い出しました(笑)
集中力をウリにしている会社の書いた集中力の本だけあって、
集中するテクニックがたくさん書かれています。
でも、私が心に残ったのは以下に紹介するたった2点なんです。
いろいろ書いてくれているのにすみません。
興味のある方は是非読んでみてください。
呼吸法や視野のストレッチなどは、参考になりますよ。
◆成績のいい子の共通点
印象に残ったこと1つ目。
成績のいい子はみな共通して、「今その課題をやりたいか、やりたくないか」という自分の気持ちとは無関係に「まずは課題をやる」という行動をしてしまう。勉強ができる子は、たいてい自分のモチベーションを後回しにしている。
そうなんです。
「あー、やりたくないなあー。」って思うことは日常ですが、できる人はそんなことを他の人が考えている間に、さっさとやってしまうんですね。
やりたくなくて週末まで残っていた宿題。土日にやろうやろうと思いながら、結局別のことをしてしまって、気づいたら日曜の夜。
やばい、さすがにやらなきゃと思うけど、それでもヤフーニュースを見てしまう。現実逃避。
休日の朝、起きようとして、布団から抜け出せずに、ヤフーニュースを見てしまう(また)。いつの間にか1時間が経ってしまう。
できる人は、そんな気持ちを横に置いといて、とりあえず始めてしまうんですね。そこにやる気やモチベーションは関係ないんです。
やる気に頼らない。むしろ気持ちを排除してしまうんです。
私もそれに見習って、土日にやるべき家事は、とりあえずすべて朝から順番にかたづけるようにしています。そうすると、9時にはほとんどすべて終わるようになりました!
めんどくさい、と思ったら、その気持ちを一旦横に置いて、とにかく動き出す。
これです!
◆片付けないのも作戦
印象に残ったこと2つ目。
片付けない。
出しっぱなしにしていると、取っ掛かりがスムーズになるということなんですね。
たとえば、やりかけの宿題は、寝る前に片付けずに、机の上に出しっぱなしにしておくのです。そうすることで、片付けた時には生じることになる、「出してきて、広げて」という再起動の作業をしなくて済みます。いきなり書くことから始められるのです。
綺麗にしまってあると、出してくるのが面倒になります。その面倒さが、「ま、いっか」となってしまう恐れがあるからです。
とにかく、取っ掛かりに要する作業を省略することを考えます。
・パソコンの電源を切らない。
・パソコンの画面を畳まない。
・作業ファイルを閉じずに開けっぱなしにする。
・次にやるための書類は出しっぱなしにしておく。
・書きかけのノートを閉じて棚にしまわない。
・ペンをペン立てにしまわない。
・本を本棚に収納しない。
とにかく考えればいくらでも工夫できることはあるのです。
でも、罪悪感はありませんか?
小さい頃から教えられてきた、「終わったら片付ける」っていうこと。
目的が果たせるなら、そんな美学も、「横に置いてしまう」のも一つの手段です。
既存の価値観を敢えて破っていくことで、生産性が上がるいい例だと思います。
私はこれを読んで、実践したことは、「次の朝にしたい事を、前の晩に出しておく」というちょっとヒネリ技です。
朝起きてすぐ、この仕事をやりたいと思うなら、わざとその資料を広げて、パソコンを開いて電源を入れっぱなしにして寝ます。
この本を読みたいと思うなら、枕元にその本を置いて寝る。
この本のブログを朝書きたいと思ったら、ノートを開いて机に置いておく。
朝、野菜スープを作りたいと思ったら、野菜とまな板庖丁を出しておく。
こんなの、どうでしょうか?いいと思いませんか?
まあ、そんなこんなで、結論ですが、
モチベーションに頼らない。いつもあるわけではないから。気持ちを当てにせず、行動に移せる工夫をする。
ということでしょうかね。
では、また!