<松之丞での最後の公演>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
私ちくわがサポーターとしてお手伝いさせていただいている「彩ふ読書会」の方からのお声がけで、講談を鑑賞しました。
今、日本一チケットの取れない講談師として、メディア上でも精力的に活動をされている、神田松之丞さん。
松之丞さんの公演は、ゴールデンウィークの京都南座に続き、2回目となります。
前回のレポートはコチラ。
今回の会場は、大阪天満橋エル・おおさか内「エル・シアター」でした。
こちらは府の労働会館ですが、中はけっこう広く、500人以上はいるな、と思ったのですが、キャパを調べると800人でした。
評判通り満員でした。
午前中に東京でひと仕事し、大阪へ乗り込んできたそうです。
そして、明日は広島なのでこのまま終わったら新幹線で移動するとのこと。
うーん、売れっ子。
講談とは、
演者は高座におかれた
釈台 ()と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇 ()でそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物(軍記読み)や政談など主に歴史にちなんだ読み物を、観衆に対して読み上げる。
とWikipediaにあるように、落語に似ていますが、もっと「ストーリー中心」の話芸です。
宮本武蔵や源平など有名な軍記物語が多く、戦いの場面ではハイテンションでまくしたて、シリアスな場面では水を打ったように静まり返ります。
今日は12月ということで赤穂浪士の演目が最後、あとは宮本武蔵、ねずみ小僧、大岡裁きという4席のラインナップでした。
1席あたり20分~40分。最後まで休憩込みで2時間半ほどです。
息をのむスリルと迫力、そして時々笑いを誘う話術で、魅了されっぱなしでした。
演者に集中し、イメージしながらしっかり聴かないといけないので、4席はけっこう疲れますね。
口だけでこれだけの観衆を魅了してしまう、講談ってすごいです!
講談師、松之丞にどんどん人が集まってくる理由が分かります、、。
来年には真打に昇進されるので、松之丞名ではこれが最後の公演とのことで、貴重な機会を経験させていただきました。
ありがとうございました。
今回の演目はこちらです。
では、また!