主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

2019年個人的に良かった本大賞 ④哲学編

<『抽象』を制する者は世界を制す。>

 

こんばんは。ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日も昨日の続きで、今年「読書メーター」に記録した123タイトルの中で、最も印象に残った本を紹介していきたいと思います。

 

昨日の「③ビジネス・自己啓発書編」はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

最終日の今日は、「④哲学編!」

今年は何と言っても、「哲学カフェ」に参加したり、自らで企画したりと、とりわけ興味を持った分野でしたので、これを紹介しないわけにはいきません。

 

☆5を付けさせていただいた作品は、7タイトルでした。

 

①「考えるとはどういうことか」梶谷真司

②「はじめての哲学的思考」苫野一徳

③「無理の構造」細谷功

④「具体と抽象」細谷功

⑤「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」飲茶

⑥「武器になる哲学」山口周

⑦「暇と退屈の倫理学」國分功一郎

 

どれもこれも私の「考える」意欲をすごく刺激してくれる、印象に残る素晴らしい本でした。

 

その中で、1番を選ぶとすると、、、

私は、文句なしにこれを選びたいと思います! 

 

具体と抽象

  <内容紹介:amazonより>

具体と抽象の往復思考で見えてくる知性のありようとは? 永遠に噛み合わない議論、罵り合う人と人。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。「具体」と「抽象」という、人間の頭脳的活動の根本にある概念を、気鋭の漫画家・一秒による四コマ漫画つきで解説!

 

 

まず、この本の凄いところは、章の冒頭が「四コマ漫画」であることです。

f:id:chikuwamonaka:20191227212214j:plain

 

「『具体と抽象』を理解していないと、コミュニケーションがうまくいかない」ということを、とても理解しやすい猫マンガで伝えてくれます。

 

昨日の「メモの魔力」でも申し上げましたが、「具体と抽象」を理解していると、しないとでは、世の中の見え方が全く違ってくると思います。

 

世の中には、伝えるのが驚くほど上手いがいますよね。これを読んで、そんな人の話し方を聞いていると、「具体と抽象」を上手く使っていることがわかりました。

 

また、逆に私が、コミュニケーションがうまく取れないな、と思っている人との会話を考えてみると、やはり「抽象度」が関係しているんじゃないか、ということに気が付いたりします。

 

それは、どちらが良い・悪いといった話ではなく、「理解していれば自分にプラスになることは間違いない」という感じです。

 

コミュニケーションがとりにくいことで、無駄な時間やストレスを感じなくて済むようになると思うからです。

 

とにかく読んで、じっくり考えてみてください。

絶対に損はしません。(昨日も書いたな、、)

書いてある文量は少ないので、読んでしまうだけなら、1時間半ぐらいで読めてしまいます。

でも、読んだ後にいろいろ考えてしまうことが、この本の価値なのではないでしょうかね。

 

これだけ読む労力が少なくて、得られるものが大きい本も、そうそうないのではないでしょうか。

 

なんだか手放しに絶賛してしまい、お恥ずかしい限りですが、今年私にもっとも大きな影響を与えた一冊であることは間違いありません。

 

続編の「無理の構造」も最高でしたよ!

 

これで4日間にわたって勝手に紹介させていただいた「個人的に良かった本大賞」コーナーは終わりにしたいと思います。

 

皆さんはどんな素晴らしい本と出会えましたか?

 

来年も素晴らしい本と出会えますように!

 

 

では、また!