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旧:ちくわのぴょんぴょん読書日記

「ゼロ」~なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文

<時間とは生命そのもの。>

 

こんばんは。ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

  

今日はコチラの本から。

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

内容<amazonより>

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

 

この本は、ホリエモンの幼少期から、学生時代を経てライブドアを設立、逮捕時の心境まで、彼の気持ちを赤裸々に告白することで、彼の人間臭さや心の弱い部分を垣間見ることができる、今までのホリエモン本と少し違うテイストになっています。

 

◆「死」への極度の恐れ

私がこの本で最も印象に残ったのは、ホリエモンが「死」に対して抱いている下記のフレーズです。

ぼんやりと物思いにふけっているとき、ひとりで道を歩いているとき、電気を消して眠る前。突如として「僕は、死ぬんだ」「この世から消えてしまうんだ」という恐怖に襲われる。まるで発作を起こしたかのように、頭を抱えて「ウワーッ」とうなり声を上げる。

 

これを読んだ瞬間、ホリエモンがいかにして今のホリエモンになり得たか、少しだけ理解できた気がしました。

 

◆ホリエモンらしさができるまで

以下はすべて私の想像ですので、あしからず。

 

ホリエモンらしさができるまでをエピソードとともに。

 

「死」が怖い!と幼少のころから強く感じる

 ↓

生きている「時間」がとてつもなく尊い、と思う

 ↓

「時間」を無駄に使うことが、自分にも他人にも許せない

 ↓

 ↓

 

・「時間」を最大限効率的に使いたい

 →少しでも時間があったら、できることをやっていないと気が済まない

 

・四六時中誰かと繋がっていたい

 →「情報ジャンキー」

 

 

・ハマること=集中力の強化

 →集中力を高めて時間あたりのアウトプットを上げる

 

・躊躇している暇があったら、すぐ取り掛かる

 →考えられる可能性は同時進行で全て試す

 

・「できっこない」と思わない

 →悩んでいるヒマがあったら、誰かに聞いてさっさと始めてみる

 

・自分の時間を奪う他人が許せない

 →無駄話をする人、電話をかけてくる人

 

◆「生」への執着心

彼のすべての言動は、「生きている今この瞬間を、いかに濃密に過ごすか。」

その集大成なのだと考えるに至りました。

 

私から見れば、何かに追い立てられるように、わざと忙しく立ち働いているように感じていました。

でもそれこそが彼の生きざまであり、これからもずっと突き進み続けるのでしょう。

 

それとも、ある日突然、方向転換することがあるのでしょうか?

 

いつも思いますがホリエモンという人物は、目が離せない、何とも魅力に溢れた人物ですね。

 

ちょっと本題からは逸れた感想になったかもしれませんが、ほんじつは以上です!

 

では、また!