ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

YouTuber「アバタロー」さんと、「アフターデジタル」の衝撃

<これが、これからの時代かぁ!>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日は朝から衝撃を受けたので、これをレポートせざるを得ないです。

いつも楽しい事に全力投球!の読友さんに教えてもらったこちらが、

私にとってなかなかの衝撃でしたので、ご紹介したいと思います。

 

www.youtube.com

 

これなんですけれど、「アバタロー」さんという方が、ビジネス書などを約20分で分かりやすく解説してくれている、というYouTube動画なんですね。

 

解説動画といえば、同じ読友さんに教えていただいたオリエンタルラジオの中田敦彦さんのもすごく有名ですが、こちらもなかなかすごいんです。

 

「筆者がどこを一番伝えたいのか」を要点を絞って解説し、それ以外は思い切って紹介しません。なにせ2時間以上かかる本を20分ですからね。しかし、アバタローさん本人の感想はしっかり織り交ぜられています!

しかも「話が上手い!」「面白い!!」 

そして、「声がいい!!!」

イケボイスです。オッサンの私でさえも心地良い♪ 

 

で、結局この動画のどこが衝撃だったかと言うと、この「本の解説」という新しい形態にものすごく将来性を感じたからです。

 

理由は3つあります。

 

ひとつは、「キュレーション機能」です。

 

読書の重要性は認識しているけど、何を読んでいいのかわからない。と、ここまではいつの世代も同じなのですが、最近はみんな何やかやと、とても忙しい。良くない本を読んでいる時間はない、と思っている人が多いと思います。

 

だからこそ、こういうナビゲーション的な短い解説がすごく有り難いんですね。

20分みっちり大事な事だけ言ってくれているので、集中してメモを取っていれば、極端な話、本を読まなくても本のエッセンスは得られます。

 

もっと知りたい!と思ったらその本を買って、読みなおせばいいし、私にはちょっと買う必要ないな、と思っても、その知識だけはタダで得られたことになります。

忙しい現代人にとって、キュレーションの役割を担ってくれるんですね。

 

もう一つは、「本の読み方を教えてくれる」ことです。

ビジネス書は重要な部分がだいたい最初の1・2章ぐらいに集中しています。最後のほうは、尺を持たせるために別のトピックを出してきたりしていることも多く、結果として読まなくても良い部分であったりします。※決して無駄とは言えないですが、本編とは違うので。

 

「この方が解説をするように、この本を説明するとしたら、どう読むだろう?」と言った感じで、アウトプットありきで本を読んでみる習慣がつくと思います!

 

そして、最後の衝撃は、この日紹介されていた「アフターデジタル」という本です!

(23分の解説動画ですが、かなり集中してメモを取りながら聴かないと、展開についていけないですよ)

 

アバタローさんが言うにはですが、

過去は「リアルを補助するデジタル」であったのが、「リアルは全てデジタルありきになってくる」という根本的な構造変化が起こってくる、すでに一部の国では起こっているということなんです。

 

キャッシュレス決済のCMで山下真司さんが、キャッシュレス使えないのならパス!といって店を出ていくように、いやもうそんな感覚さえも既にリアルを基準としたものかもしれません。

 

オンライン決済・キャッシュレス決済が基本にあって、どうしてもシステム的に不適合があった時にだけ仕方なく現金を、それも手数料を上乗せして使わせてもらう、という感覚でしょうか。

 

マンション借りる時、基本はVRとかで見て、どうしても気になる人だけが、わざわざ頼み込んで現地に見に行かせてもらうという感覚でしょうか。

 

タクシーは広い道に出て、運が良ければ捉まる、といった感覚はもう理解されないかもしれませんね。

 

直近の外出自粛を受け、twitterで「卒業証書.pdf」という本当か嘘か悪いジョークのようなのを見かけましたが、それも現実になってくるのかもしれません、というかもう卒業証書という紙自体要らなくなるんでしょうね。

 

ただでさえ、デジタルについていきにくくなっている私、若者との圧倒的な差を感じている昨今、今の子供世代は、もっともっとですよ!!

パソコンでブログなんて、書いてないんでしょうね!

 

長くなりましたが、アバタローさんのこういう活動、これこそが、アフターデジタルのひとつのカタチなのでしょう。

 

何はともあれ、一度聴いてみる価値はありますよ!

 

では、また!