<「考える」とは「なんで?」である>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
久々に娘(園児)について書きます。
朝食のときは、髪がスープなどに入らないよう、食べる前に自分で後ろで束ねるようにしているのですが、ここのところ忘れがちになっています。
昨日も、 忘れたままのボサボサ髪で「いただきます!」。
案の定、朝ごはんのおモチのきな粉が髪に付いてしまいます。
私が「どうしてきな粉が付いたのかな?」と聞くと、娘は「かみのけをくくるのを忘れちゃったの」と。
それに対し妻は、「もうすぐ小学生になるんだから、どうしたらいいか自分で考えてみなさい」と言います。確かにそうだ。
しかし朝はみんな忙しいので、とりあえずそれ以上追求せず会社へ。
そしてその晩、お風呂に入った時、「朝、どうして髪の毛をくくらなかったのかな?」と改めて聞いてみました。
そうすると、「忘れちゃってたの」と。
「じゃあ、なんで、忘れちゃってたのかな?」とさらに聞きます。
そうすると、「わかんないー。」という返事が。
うーん、と私はちょっと考え、会話を続けます。
私:「じゃあ、ママが考えてみなさいって、言ってたし、ちょっと考えてみようか。朝、いただきますの前、何してたかな?」
娘:「うーん、テレビみてた」
私:「じゃあ、なんで、髪の毛をくくるのを忘れてたのかな?」
娘:「うーん、テレビみてて忘れちゃったから?」
この辺は誘導尋問っぽいですが、さらに続けます。
私:「じゃあ、なんで、テレビを見てると忘れちゃうのかな?」
娘:「テレビがおもしろくて、みちゃうから」
私:「じゃあ、なんで、テレビは面白いのかな?」
娘:「そりゃー、テレビはおもしろくできているんだよ!(エッヘン)」
なんだ、その自信は!
でも、その名言、利用させてもらいます!
私:「いいところに気が付いたね。さすがやね。テレビは面白くできてて、ついつい見ちゃうんやんね。じゃあ、見なきゃいいんじゃないの?」
娘:「うーん、、(不満顔)」
私:「じゃあ、どうする?テレビを見ちゃっても忘れないようにってできる?」
・
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問答は続きます。
最終的に、娘はこういう行動をとったのです。
ナイスアイデアです。
朝、どうしてもテレビを見るから、リモコンを必ず触る。
そうすると、付せんが貼ってあって、気付くという仕組みです。
いつも一緒にお風呂に入れるわけではありませんが、今日はいい事があったなと思います。
娘にこれを言うことができたからです。
「ママが言ってた『考える』っていうのは、『なんで?』って思ってみるってことだよ。」
さあ、今日は毎日髪を束ねることができるでしょうか??
もうすぐ結果がわかります!
では、また!