みんなの日常哲学カフェ ~哲学カフェとか読書とか

哲学カフェの記録を中心に、読書記事も書いています

旧:ちくわのぴょんぴょん読書日記

ちょっと離れた視点から見てみると

<独りよがりな悩みから思うこと>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

同僚に勧められ、ラジオ大阪の「テレフォン人生相談」というものを聴いてみました。

 

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内容は身近なことが多いようです。介護の悩み、浮気・離婚・教育。

中には、ずっと虐待されていたというような、深刻なものもあります。

 

逆に、随分独りよがりなことばかり言う人がいて、聞き手が説教する、というようなシーンもあったりします。

 

独りよがりな悩みなんかは特に、全然関係ない私が聞いていると、「随分自分勝手だな」とか、「周りが見えていないなあ」とか思ったりできます。

 

でも、それは私が離れたところから聞いているからこそ思えるであって、どれもこれも、「その人にとっては」深刻な悩みとなっているのです。

 

自分も日々仕事や家庭でうまくいかずイライラすることがあります。

でもそれも、別の人から見れば全然大した事なくて、「あなたはどれだけ幸せかわかってないだけ」などと言われるかもしれませんね。

 

アスパラガスを収穫するとき、これは太いからおいしそうだの、やわらかそうだの、ちょっと色が濃すぎるからダメだの、比較してこだわってしまいます。

 

でも、 アスパラガス畑を少し上空から見てみると、そんな違いはほとんどわからなくて、ただ「アスパラガス畑」だとしかわかりません。

 

もっともっと上空に上がってみると、もう「野菜」かどうかすらわからなくて、ただ「緑の地面」だということしかわかりません。

  

視点が上がれば上がるほど、身近な問題はどうでもよくなります。

 

長い人生を考えたら、こんなトラブルどうってことない

どうせこれも後になって振り返ると笑って話せるはず

これを海外の方が見たら、さぞかし滑稽に映るだろう

 

ほとんどの悩みは、こうやって今ある空間・時間や関係性から少し離れた視点で捉え直してみると、随分違ったものになるのではないでしょうか。

 

では、また!

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