<またやりたいです。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、昨日の続きで、実験的「オンライン哲学カフェ(テスト)」の模様を書いていきます。
「オンライン哲学カフェ」を始めるまでの経緯と、やり方と、実際やってみた前半部分は昨日の記事をご参照ください。
「 好きなものを先に食べる人と最後に食べる人の違いは?」に続く2つ目のトピックが、
「健康診断の数日前からわざわざ酒を控えるのはどうしてか?」
という、ちょっとおふざけ気味のにしましたが、これが意外と盛り上がったんです。
◆どうして健康診断でいい結果を得ようとする人がいるのか?
私は、これをいつも疑問に思っていました。
私にとって健康診断は、「悪いところを見つけるもの」であって、わざわざ良い成績を得ようと数日前からお酒をやめたりするのは、むしろ意味がなく普段通りにしてこその健康診断だと思っています。
なのにどうして、わざわざ良い成績を得ようとする人が一定数いるのでしょう?
これを「模試のようだね」と言った方がいました。
確かに模試は、現在の力をちゃんと把握するほど、修正のための対策がとれるのであって、偶然でも良い結果が出てしまうと油断につながってしまいますよね。
これは、目的と手段をはき違えているということだと思います。
健康診断の場合、目的は健康維持であって、健康診断は測定する手段です。
模擬試験の場合、目的は本試験に受かることであって、模試は対策を講じるための手段です。
その得点を高くしたいと、付け焼き刃のベストパフォーマンスは意味がないどころか、逆効果では?と思いました。
しかししかし、
「それでもいい、その時に努力するのもひとつの効果」
という意見もありました。
模試に向かって努力する、遠い目標より近くの目標に向かってモチベーションを維持するんだ、っていう意見、なるほどーと思いました。
でも健康診断は年に1回 だぞ、それでもいいのか?(笑)
◆勝ち負けにこだわる人
健康診断で少しでも良い成績を取ろうとする人は、勝ち負けにこだわる人が多いのでは、という意見がありました。
例えば趣味でテニスをやっても、勝ち負けにこだわる人とまったくこだわらない人がいますよね。
それは、ゲームそのものを楽しむ人と、勝ち負けを(勝つこと)を楽しむ人がいるからです。(もちろん、両方得たい!もありますが)
「見栄っ張り?」という言葉がでてきました。
恥をさらしたくないとか、実利より外聞を重視するタイプ、とか、言葉で表すとするとそんな表現でしょうか。
「手を抜きたくない」「完璧主義」という表現もありました。
何事も全力投球、テストは何だっていい点を取るものだ、って感じかな。
この対話を通じて、おぼろげながらわかったのは、
「負けられる人と負けられない人がいる」ということです。
健康診断の前日も普段通りする私は、目の前の負けを受け入れていくことで、長い目で見た実利をとっている、と良いふうに分析ができたということでよろしいでしょうか。
◆また、やってみたいな、と思いました
「Zoomを通じて哲学カフェができるか」のテストでしたが、通話テストに始まり、2つのトピックについて話し、あっと言う間に2時間が経過しようとしていました。
哲学カフェをオンラインでやってみて、他の参加者含めての感想は大体以下の通りです。
・音質がクリアで、気になる点は感じられなかった
・参加だけならアカウント作成が不要なのでとても簡単
・誰が発言しているか判別され、画面に表示されるのでわかりやすい
・人数が増えた場合も考えて、進行役・板書役がいたほうがスムーズかも
今回のテストは成功裏に終了しましたので、次回はもう少し本格的に哲学カフェっぽくやってみようと思いました。
というわけで、今回のオンライン哲学カフェテストのレポートを終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
では、また!