<そこには何もない>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
神社はけっこう好きです。
といっても、神社仏閣に詳しいとかそういうわけではありません。
何となくあの雰囲気が好きなんです。
一番好きなところ、それは「何もないところ」です。
パンパンと拝むのですが、拝んでいる先を見てみると、そこには特に何もない。
ただ砂利の平面があったり、崖の斜面があったり。
たまに、拝んだ先に鏡があって、自分の顔が映っていたなんてことも。
なので、お願いするにも、お願いする対象がよくわかりません。
だから、どうも私は、神社では願い事をして叶えてくれそうな気がしないのです。
もちろん○○の神様がいらっしゃるということなんですけど、そんな像やなんかもなく、やっぱりただの空間しかないんです。
目の前のただの空間に願い事を唱えたところで、「そんなの知るか」という感じじゃないですか?
だから、私は神社では願い事をしません。
何も考えずに、目の前の自然に向かって静かに手を合わせていると、(というか、ただの空間なんですけどね)周りの静寂と冷たい空気に自分が溶けるような気分になるんですね。
そこに教義や理屈はいらないです。
ただただ自分が溶けるのを楽しめばいいと思っています。
では、また!