<男の○○はろくなことがない>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、、これ。。
内容<「BOOK」データベースより>
この本は、ズバリ最初から最後まで「男あるある」です!!
著者は「恋バナ収集ユニット」だという「桃山商事」さん??。
さっそく、よくわからないですが、まぁ、とにかく読んでみると、こういう本です。
「女性たちから寄せられた、男に対する不満や疑問を紹介しながら、男性が抱えている問題点について考えていこう!」
総勢20個の「男あるある」が書かれていて、男の私は、読んでいくにつれて、だんだん胸が苦しくなってきます(身に覚えがあるということです、、)。
そんな中から特に印象が強かったものをランキング形式でご紹介し、胸を痛めながら、感想を書いていきたいと思います!
第3位:シングルタスクな男たち
・仕事が忙しくなると、連絡が取れなくなる
・テレビを見ていると返事がうわの空になる
・「仕事がひと段落したら旅行しよう」と言って、いつまでもひと段落しない
はい、私です。
立て込んでいる時に電話がかかってくるとイライラし、そのために仕事のひとつが抜け漏れたとしても忙しいからと開き直りさえしてしまうことも。
テレビで野球を観ている間に話しかけられたことはほとんど覚えていないし、、。
だから筆者は、このシングルタスク問題の本質と実害は、「その他のことがほったらかしになること」であるといいます。
よく脳はPCに例えられます。これは、その「気を取られていること」に対して脳の「メモリ容量」が大幅に食われ、他のことを処理する余力がなくなるということですよね。
よくわかります。目の前のことに80%ぐらい取られ、その他の刺激に対し反応できなくなってしまうし、時には100%取られてパンクし、その仕事すら正常に処理できなくなる。そんな経験、あるあるです。
それを引き起こしているのは、外部要因であるけれども、メモリ容量不足を引き起こしている本当の原因は「脳のメモリ容量に対する自分の仕事の振り方」なんですね。
メモリ不足を引き起こすのに関わる要素は人それぞれでしょうが、下記のような感じ。
①自分のメモリ容量(キャパシティ)
②個々の仕事がどれだけのメモリを食うのか
③自分の処理スピード
自分はこういう仕事がきたらこのぐらい気になってしまう、これぐらい詰まったらパンクしてしまう、それを自分の経験で意識し、容量がいっぱいになりそうになったら、意図的に集中力を外していく、そんな努力が必要なのではないでしょうか。
集中・シングルタスクは他方、良い面もたくさんあります!
本来人間はシングルタスクな生き物で、マルチタスクは非効率で面倒な行動であると私は思ってましたし、それの考えが変わることも無いと思います。
しかしそれが、大切なパートナーに対して実害を与えてしまうのであれば、改善していく必要はあると思いますからね。
第2位:プライドに囚われる男たち
・父親も上司も「ありがとう」を全然言わない
・自分が詳しい話は得意げに語るが、知らない話題になると話の輪から外れる
・「ダメ出ししてほしい」と言ってきた後輩に思った事を言ったらムッとされた
こんな人は周囲や職場によくいるし、自分にも当てはまるところがあるのでまた胸が痛くなります。
この問題に対し筆者は、実害は「勝手に不機嫌になって、雰囲気を悪くするし、自分の印象が悪くなるだけ」であり、原因は「何かと上下や勝ち負けに還元してしまう価値観」であるといいます。
ありがとうというと自分が下なようで恥ずかしい、自分が話題についていけないから情けない、指摘されると上から見られたような気持ちになった。
上下関係や勝ち負けに自分を置くことでそのために不機嫌になったり逃げたりという防御反応を取っているというのですね。いやぁ、鋭い、、。
「プライド」というと「誇り高き」といったポジティブイメージもありますが、逆に、自分を大きく見せていたいといった「虚栄心」のようなマイナスイメージなものもあります。
「男のプライド」という言葉自体が、何の得にもならないようなネガティブなイメージで使われる事が多い、それはこのような不必要な「独り相撲」に使われているからではないでしょうか。
じゃあどうすればいいかというと、それが独り相撲である以上、自分の目の前の出来事に対する捉え方を変えるだけなんですね。
「なんか言いにくい」→「言うのはタダだし」
「知らないと恥ずかしい」→「せっかくだから教えてもらおう」
「ダメ出しされた、けなされた」→「おー、自分ってそうなのか(笑)」
それができない?レッツトライです!(自分にも言い聞かせながら)
・・・
そして、第1位!といきたいところですが、時間となりましたのでまた日を改めたいと思います!
では、また!