<男性こそ最後まで我慢して読んでみましょう>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、「恋バナ収集ユニット」桃山商事さんの本の続きです。
昨日の内容はこちら。
昨日は「私が共感したベスト3を勝手に発表」 ということで、3位と2位を紹介しましたが、今日は1位です!
第1位:話し合いができない男たち
・ケンカしたいわけじゃないのに、話し合いを持ちかけると身構えられる
・夫婦の問題のはずなので、話し合いを切り出すのはいつも私ばかり
・意見を伝えても、夫は黙ったり謝ったりするばかりで、自分の考えを述べてこない
思い当たるところアリアリです。
これはどういうことでしょう。筆者はこのように分析します。
女性は「話し合い」がしたいのに、男性のほうが「責められる!」と勝手に身構えてしまい、黙ったり、謝ったりしてしまうというような防御反応を取ってしまう。
女性にとってみれば、お互いの意見を出し合い、解決に向かって会話がしたいだけなのに、男性は、とにかく相手の怒りを鎮めてこの場を切り抜けようとするので、お互いの「話し合い」に対する臨み方がそもそも違うというのです。
だから、女性の多くが「男性とは話し合いができない」と感じるというのです。
結果、男女間で起きている問題がいつまで経っても解決に向かわない、ということになります。
では、どうして男性は、意見を出し合ったり解決策を話し合ったりすることを避けるのでしょう?
ここからは私の感想ですが、昨日も書いたように男性は責められることでプライドが傷つきやすく、投げかけられた課題を検討する前に、プライドの回復に気がいってしまい冷静さを失うことで相手に攻撃的になったり、その場から逃れようとしたりするのではないかと思います。
それに加え、「仕事で疲れているんだから」を言い訳にプライベートでのもめ事に対し疎かになってしまうという心理や、そこからくるパートナーへの想像力の欠如が「話し合いができない男たち」を作ってしまうのではないかと思います。
◆自分で気づかないことは他人に言われるしかない
この本を読んで、「そう言うけどなぁ、女のほうもどうなんだよ?」というなんだかイライラした気持ちになったりもしましたが、そこでハタと考え直すのです。
そういう気持ちが、まさに防衛反応であって、まさにここに書いてある問題を引き起こす原因になっているんだということに。
だから、ムッとする気持ちが起こってしまう人ほど、最後まで読まなきゃいけないということなんですね。
異論はあったとしても、そのことについて少しでも考えるきっかけにはなると思いますしね。
この本の素晴らしいところは、女性が気になっている男の反応はこういうものがあって、それにはこういう背景が考えられて、相手に迷惑をかけていないものはそれでいい、ただ、こういった実害が出ることについては改善しなければならない、と非常に理論的に述べられていることです。
ここに紹介しただけでなく、「ほうれんそうが遅すぎる男」「小さな面倒を押し付ける男」など、まだまだ多くの「男あるある」が書かれていますので、女性の方は「わかるわかる!」、男性の方は「おそるおそる」読んでみてください!
では、また!