<老害と言われないように>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
緊急事態宣言が発令されて1か月。
在宅での仕事も長期戦になってきました。
私にとっても例外ではなく、仕事のやり方がすっかり変化しました。
・オフィスへの出社 ⇒ 在宅、在宅から直行・直帰
・顧客訪問 ⇒ メールや電話での連絡
・社内のミーティング ⇒ skypeなどのオンライン会議
・オフィスで声をかけて相談 ⇒ メールや電話
そして、このような変化を感じるにつれて、思いだすのが、「パラダイム・シフト」という言葉。
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◆「パラダイム・シフト」とは?
この言葉、元々は科学用語であったようなのですが、現在では一般的に使われています。「パラダイム=その時代での支配的な捉え方」が「シフト=移動」するという意味で使っているようなので、
もっとくだけた言い方をすると、「世代交代」という感じでしょうか。
元々、パラダイムシフトというのは、とても緩やかに起こっていくものです。
例えば、若い人から車や家を買う人が徐々に減っていくというように、若者は新しい価値観を取り入れても、上の年代では価値観は変化しないので、50年ほど経って上の年代がごろっといなくなって、やっとシフトするんですね。
まあ、価値観が変化するというよりは、その価値観をもった人がいなくなることによるんですけどね。
そうやって、人や社会にとってよりよいやり方に変化していくのが「パラダイム・シフト」です。
◆強制的なパラダイム・シフト
仕事のやり方に関しても、若い世代や新しい会社から変化していって、それが徐々に大きな会社・古い会社にも広がっていく。公務員とかは特に変化が遅いイメージですよね。
それが、このコロナ騒動によって、冒頭に書いたように、一斉に変化せざるを得ないことになってしまいました。だから私たちのようなオジサン世代が戸惑ってしまいます。
まぁ、いろいろストレスになることもあるんですが、特に感じるのは、「メールが増えた」ということ。
とにかく何でもメール。1日の3分の1ぐらいは、下手をするともっと、メールを書いているのではないでしょうか。
メールの利点としては、相手の都合をあまり考えなくていいこと。相手が取り込み中なら終わったら見てくれる。大勢の人に一斉に伝えることが出来る、などがありますが、反面、伝える情報量が圧倒的に少ないというデメリットがあります。
電話で話すると3分で済むことを、メールを書くだけでも10分ぐらいかかり、相手からの返信を待って、やり取りをしていると、ひとつの相談事で何時間もかかってしまうこともあります。
私なんかはすぐ電話してしまうんですが、若い世代では、簡単にメールしてしまうんですね。しかもメールにもパソコンのeメールやスマホのショートメッセージなどを使い分けて。
いくら電話をしても出ないのに、メールを送るとすぐ返信が来るなんてこともよくあります。色々な都合もあると思いますが、この辺の感覚が私と違うなと感じます。
◆「だから若者は、、」
これを、上の世代が若い世代の価値観に反発し、「だから若者は、、」と言い出すのがいわゆる「老害」というやつですね。
しかもこの「老害」は周りが思っていても、言っている本人は気づきにくいものです。だから常に「自分は老害ではないのか」と恐れながら生活するぐらいでないといけません。
まぁ、老害もまき散らす側に差し掛かってきて、初めて気づかされることもたくさんありますよ♪
できるだけ、「私はしないから別にいい」と距離を置くのではなく、理解しようと努め、トライしてみましょう!ストレスもかかりますが、やってみれば意外と楽しいものもありますしね。
では、また!