<でもやっぱり、緑に囲まれると気分がいい>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。
おととい・きのうは第6回オンライン哲学カフェ
「『自然を守ろう』って、どういうこと?」
についての記事を書かせていただきました。
昨日の記事はこちら。
chikuwamonaka.hatenablog.com
今日は最後となります。
最後に、私の個人的な感想を述べて終わりにしたいと思います。
◆自然と「情緒」
「自然を守ろう」とは人間の欲望を満たすための領域を開発しながら、できるだけ周辺環境を傷つけずに現状維持しようとする、そんな活動であることがわかってきました。
結局自然というものも、人間の観点からしか見られないものかなと思いました。
しかしながら最後に、
自然は、芸術のような、感性に訴えかけてくるものである
という意見が出てきて、あーよかったと思いました。
私個人としては、(こういうことを書くと語弊があるかもしれませんが)地球の自然が将来どうなろうと、自分が死んだら終わりなので、あまり気になりません。
どうせ50億年後には、巨大化した太陽に地球は飲み込まれてしまいますしね。
「三体」みたいに異星人が虎視眈々と狙っているかもしれないですし。
でも、ベランダに花を育てて、メダカを飼っていますし、公園のベンチで座ってカモを観ていると心が落ち着きます。
CO2排出量とか、ヒートアイランド現象とかもありますけど、やっぱりコンクリートジャングルより、木々があった方が素敵だなと思います。
それって、やっぱり「情緒」のようなものでしょうか。
自然に対する情緒は本能的なものなのか、子供の頃から刷り込まれてきたのか、それはわかりませんが、多くの人が同じような気持ちを持っているのではないでしょうか。
最初の話に戻りますが、生まれるのも死ぬのも自然、自分はただこの自然の中を通り過ぎるだけの存在であることをいつも自覚していることが大切かなと思います。
それを忘れて、自分の勝手な思い込みをもとに、周りをこう変えてやろうとか、思い通りにならないことにイライラしたりする、そのような驕りの発想は自分にとって良くない、そんなふうに思います。
◆終わりです。
この日もみなさんから多くの意見が飛び交って、とても盛り上がってよかったです。
レポートはこれにて終わりにしたいと思います。
次回は少し趣向を変え、有名な思考実験「トロッコ問題」をテーマに語り合う予定です。
では、また!