<あなたにとっての「仕事」って?>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。
着々と回を重ね、今回が9回目となります。
前回の第8回「明日死ぬかもしれません」の模様はこちら。
◆今回も「Zoom」を使いました
今回も前回同様、「Zoom」を使用。
「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
音質もクリアでノイズやハウリングもほとんどなく、良いですよ。
◆この日のテーマは「仕事って何?人は何のために働くの?」
この日の参加者は11名。時間は2時間です。
オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。
しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。
(画面を見ていると誰がしゃべったか大体わかるんです)
今回はいつものごとく、進行役はひじきさん、私はいつもどおり書記を務めさせていただきました。
この日のテーマは、開始前にメンバーから提案のあったもので、こちらです。
今日は 「仕事って何?人は何のために働くの?」
コロナ下において、働き方も急速に変化しつつあるこのご時世、今一度「仕事・働く」とは何か?について考えてみます。
◆ずっと仕事をしていたいか、したくないか
「3億貰っても、仕事はやめないだろう」
口火を切ったのは、こんな意見から。
そこから、各参加者から、チラホラと意見がでてきます。
「仕事をしていないと人生つまらないし、、」
「いや、私はお金があるんならもう働かない。」
この意見の違いはどういうことでしょうか。
仕事とは、やりたいものなのか、やりたくないものなのか、やるべきものなのか、やらなくてもいいものなのか。
皆さんの意見を聞いていると、まず前提としての「仕事」という言葉について検討する必要があるように思っていると、次いで、そういった意見がでてきます。
・仕事とは、お金を得るためのもの
・仕事とは、人の役に立つこと
・仕事とは、人のやりたくないことをやってお金を貰うもの
・仕事とは、人ができないことをやること(専門家)
「仕事」というのは、仕える事と書きますが、社会のために役立つこと、いい換えると自分ではない他人のために動くことを指すんだと思います。
そして、それと引き換えに得られるもの、それが報酬であり、代表的なものがお金。お金でないものとしては、人からの感謝であったり、自分が貢献したという充実感を得るものであったり、社会(コミュニティ)が回ることにより実際に自分が暮らしやすくなること、自分がコミュニティの中で役立つ存在だと思われ、自分もそう思うこと。
しかし、私を含め現在の多くの人は、やっぱり「仕事=お金を稼ぐ手段」としてのインパクトが強すぎて、それ以外のことは少なからず影響しているはずなのについ忘れがちになってしまっています。
仕事を考えるうえで、(元々裕福で働かなくてもいい人は別として)前提としてどうしても「生活する糧を得なければいけない」という現実が存在し、お金のために働く、という想いはやはり私たちの間では存在します。
◆仕事とお金が直接結びつかない人
しかしいっぽうで、
「『仕事=お金』とはそれほど思っておらず、仕事はしているけどお金は後から付いてくるだけ」
という人がいるのも事実です。実際この日もそういうメンバーがいました。
その辺について、その方の意見をもとにもう少し詳しく考えていきたいと思います。
しかし、時間が来ましたので、続きは日を改めて。
では、また!