ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」

<「捨てる」時間術>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、この本。

 

マンガでよくわかる エッセンシャル思考

 

 

内容<amazonより>

シリーズ累計20万部!
日米ベストセラーの
『エッセンシャル思考』が、
ついにマンガ化。

Apple、Google、Facebook、Twitterの
アドバイザーを務める著者の
99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

小学校の教師になった主人公・貴代は、
頼まれた仕事をすぐに引き受けるまじめながんばり屋。
周囲の期待に応えて4年目にして学年主任に抜擢されるも、
優秀な人ほど陥りがちな「成功のパラドックス」にはまる。
そんなときに、幼なじみの前沢 塁に再会し、
「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」について聞かされる。
そして貴代は、エッセンシャル思考を自分のものにしながら、
最少の時間で成果を最大化できるように。

エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」。

すでに『エッセンシャル思考』を読んでいる人も、
はじめて『エッセンシャル思考』を読む人も
人生を自分の手に取り戻せる1冊です。

この本は、グレッグ・マキューン著のベストセラーをマンガ化したものです。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

 

このマンガの設定では、主人公の小学校教師。毎日多忙な日々で大切な事を見失っていた時、このエッセンシャル思考と出会い、自分とクラスの子供たちが変わっていく、というストーリー。

 

◆どうして忙しいのか

私達は普段、大人も子供もとても忙しい日々を過ごしています。

その「忙しさ」の原因は何なのでしょうか?

それは、すべてを「やろうと自分が決めている」からです。

あらゆることは、自分が決めないと、それをやることができません。

 

では、それを「断ればいいじゃん」となるわけなんですが、

「どれも大切で、やめることが出来ない」 

という気持ちがあって、簡単にはやめることが出来ません。

 

やめる・断るにはストレスがかかります。

だから、そのためのルール作りが重要である、ということになります。

 

◆90点ルール

本書では、「90点ルール」というやり方を紹介しています。

それは、「やる」ことへのルールをすごく厳しくするということで、

「絶対にやりたい!」以外は「やりたくない」の2択になる、ということなんですね。

「まぁ、やっておいてもいいかな」は「ノー」に分類されます。

 

そのための基準が、以下の3つ。本書の最重要ポイントになります。

・それは、自分が一番好きなことか?

・それは、自分が一番得意なことか?

・それは、あなたにとって世の中の役に立てることか?

 

これは、「結局自分はどうしたいのか?」を見つめ直さなければなりません。

まずは、その時間をどこかで作らないといけないですね。

 

◆捨てる技術

90%ルールは、とりもなおさず、「捨てる技術」にほかなりません。

自分の時間の「片付け術」なんですね。

片付け術の王道が、「クローゼットの衣類を全部出して広げて、5つだけ残すものを選んで、あとは捨てる」というようなやり方。

 

これを自分の生活における時間の使い方に応用すればいいのです。

そのためのルールが、90%ルールということになります。

で、「残す基準」が、上記の3つのルールです。

 

また、やる時間を「捨てる」ことは「断ること」になりますので、「断る技術」というのも必要になってきます。

断るのはストレスがかかります。慣れていないと、「嫌われたらどうしよう」という意識が働いてなかなか断りにくいものです。

 

本書には、8つの断る技術とともに「練習あるのみ」と紹介されています。

「とりあえず、一度試しにやめてみる」というのもありですね。

 

◆「マンガでよくわかる」について

「マンガでよくわかる」シリーズは多く出版されていますが、自分はこれで充分ではないかな、と思いました。

重要なところが理解できて、その後の自分の実践につながればればいい。わざわざ時間をかけて難しいほうを読まなくても、と思います。

これもひとつの「エッセンシャル思考」ですね。

 

では、また!