<自分ルールは最強>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、この本。
内容<amazonより>
なぜ、この人はいつも楽しそうなのか。
それはいつでもすぐに没頭することができるから。
人生におけるラスボス「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に立ち向かう方法。その答えは没頭力だ。「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」=「人生を上機嫌で過ごす」ための没頭する技術を、倉本美津留さん(放送作家)、斎藤環さん(精神科医)、原井宏明さん(精神科医)、桜井政博さん(ゲームクリエーター)、石川善樹さん(予防医学者)ら没頭の達人たちととことん突き詰めました。
誰でも簡単に身につけることのできる「没頭力」、教えます!
この本は、実際は1年前に読んでいたのですが、昨日過去に書いていた「読書ノート」を読み返していた時にたまたま見つけて、記事を書いてみたくなりました。
「ポジティブ心理学」というものには、幸福の重要な要素として「快楽」「意義」「没頭」があるといいます。その中の「没頭」。周りの一切が目に入らずにそれだけに集中している状態です。
一心不乱にプラモデルを作っていたらいつのまにか6時間経っていたとかいうように。
実際、このような時間はとても幸福なものです。
もちろん、プラモデル完成したことで、とても嬉しいというのもありますが、それよりも「それに没頭している時間」のほうが大切だったりします。
この本では、「だから没頭できるものに出会おう」というのではなく、対象はこの際何でもいいから、「目の前の事に没頭できるテクニックを身に付けよう」という発想なんですね。
で、そのための要素が、以下の3つ。
①「自分ルールを決める」
②「チャレンジは短いスパンで」
③「少しだけ難しいぐらいに」
これを上手く工夫すると、いろんなことに没頭できてしまう、ということです。
例えば「ポケモンgo」は、そのような仕組みを上手く活用しているんですね。
やっていると、時々「フィールドサーチ」というのが与えられ、「ゴーストタイプのポケモンを5体集める」とか、「グレートスローを3回連続で投げる」のようなちょっとだけ難しめで、すぐ終わるような指令が次から次へと降りてきます。
だから、やめられなくなってしまうんです。
ゲームはあらかじめ決められたものですが、人に指示されるより自分で決めると、もっとやる気が出ますよね。
そして、そこに「楽しさ」を加えるように工夫する。
例えば筋トレでも、毎日腕立て・腹筋30回、と決めただけでは、面倒だから今日はいいや、となりがちなので、「タイムチャレンジ最短記録」というようになにか楽しさを加えてみるとかいうふうに。
腕立てがどうしてもつまらなくて続かないというのであれば、縄跳びに手段を変えてみるというのも手ですね。縄跳びであれば「二重とびを3回できるまでやる」というようなチャレンジが可能ですし、こっちのほうが楽しいかもしれません。
「健康のための体力づくり」が目的なのであれば、手段は必ず腕立てや腹筋である必要はありません。自分が楽しいと思える方法を選んだ方がいいに決まってます。
目的をしっかり意識して、そのための手段に、「自分にとって楽しいやり方」を選べる(作れる)かどうかが、重要なんですね。
「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」
そんな表現がありましたが、目の前の事に夢中になれているかどうか、案外人生って、それ以外に大切なことなんてないかもしれませんね。
では、また!