<想像力を働かせること。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。
今回は第16回となります。
前回の第15回「カワイイ」の模様はこちら。
◆今回も「Zoom」を使いました
今回も前回同様、「Zoom」を使用。
「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
音質もクリアでノイズやハウリングもほとんどなく、良いですよ。
◆この日のテーマは「大人」
この日の参加者は9名。時間は2時間です。
オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。
しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。
(画面を見ていると誰がしゃべったか大体わかるんです)
今回の進行役は、部長のひじきさん。
この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた
「大人」
です。
では、哲学カフェ内での発言を振り返りつつ、感想とともに書いていきたいと思います。
◆「大人だな」って、思うのはどんな人?
まずは、きっかけになる問いとして、「大人だな」って思うのはどんな人だろう?というところから入りました。
肉体的に成長して「大人になる」というのが本来の意味なのですが、そこから派生して、精神的に、またそれに伴う行動が「大人になる」という使い方をよくします。
まず思い浮かぶのは、「実家を出て、自分で生活している人」。
親に頼らず、身の周りのことを自分でひと通り出来るようになる。
そして、「自分でお金を稼いで生活している人」。
金銭的な面です。そして、社会の一員として働いているということです。
そして、もっとも日常会話の中で使われる「大人」といえば、精神的なもの、「考えが大人」というものではないでしょうか。
「あの人は考え方が大人だなあ」とか、「もっと大人になりなさいよ」とか、いうふうに使われたりしますが、これは、どのような意味を持っているのでしょうか?
その辺について、少し深堀りしていきます。
◆精神的に「大人」とは?
精神的に「大人である」とはどういうことでしょうか?
いくつかのイメージが別の言葉によって出てきました。
・一般常識のような「ルール」を守る
・自分の言動に「責任」を持つ
・自分の行動をコントロールできる「自己管理能力」
社会の一員としての「考え方」と、それを「行動に移せる」こと、この2つです。
もうすこし掘り下げてみます。
人間は社会の中で生きていくうえで、他人と関わり合っていかなくてはなりません。
そのためには、自分がやりたいことを主張するだけでなく、これをしたら他人がどう思うか、どう動くかを前もって想像して動かなくてはなりません。
また、これをしたら将来自分がどうなるか、自分の未来に対しても想像力を働かせること、例えば夜更かしをしたら、明日の仕事に差し支えるとか、今これを買ったら給料日までお金が無くなるとか、そういうことで、自分の行動を制することです。
この「想像力」が「大人である」ことの背景として大きく関わっていそうです。
もう少し掘り下げたいと思いますが、時間が来ましたので、続きは日を改めて。
では、また!