ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「思考中毒になる!」 齋藤学

<これから何を考えるか決めておく>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、この本。

思考中毒になる! (幻冬舎新書)

 

内容<amazonより>

今日一日、あなたはどれだけ「思考」しただろうか?物思いにふけったり、過去を思い煩ったりするような堂々めぐりの「考えごと」は「思考」には含まれない。「どうすれば面白くなるか」「どうすればお客さんが喜んでくれるか」等等、何かをよくするために工夫したり、新しい企画を生み出すことこそが「思考」である。考える達人になるには、寝ても覚めても常に考え続ける「思考中毒」になればいい。すると面白いほどにアイデアが湧き出てくる。ならば、どうすれば思考中毒になれるのか?そのための秘策を網羅。
 

この本は、みんなで「思考習慣」をつけよう!っていう本なんですが、思考習慣をつけると、どういういい事があるのでしょうか?そして、思考習慣をつけるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

◆思考習慣をつけると

アイデアを次々と生み出す人は、常に何かしらを考えています。

新しいものを生み出す人、常に工夫を重ねる人、そんな人は考えることによって自分や社会にとって良い影響を与えますし、何より、考えることが楽しくてやっているように見えます。

 

◆思考する習慣づけ

この本では、思考する「習慣づけ」の極意について書かれています。

大事なことは2つ。

①「考えるテーマを決める」ことと、②「都度アウトプットする」ことです。

 

①「考えるテーマを決める」

スキマ時間や、歩いている時間、お風呂に入っている時間など、少しまとまった時間がある時に、目的もなくスマホをいじったり、頭に湧いてくる心配や不安などに、反応して考えてしまうことは無いでしょうか。(私はいつもです)

 

その時間を有意義なものにするために、あらかじめ考えるテーマを決めておくのです。

例えば、掃除ならまさに今やっている掃除をいかに楽しくできるか?とか、関係のない事でも、例えば、早く起きるためにはどうすればいいか?とか、筋トレをするには、何からどう始めようか?とか、無駄遣いを減らすにはどうしたらいいか?など、自分が気にしていること、好きなことについて、考えるテーマをあらかじめ決めておく、ということですね。

 

繰り返しますが、ポイントは「あらかじめ決めておく」ということです。

 

これは、筋トレと同じようなものですね。

筋トレ効果を上げるには、「今から、どこの筋肉を鍛えるのか」を意識して動きを決めること。

思考習慣をつけるにも、「これから、何について考えるのか」決めることで、考えたいことを考えることができ、これを続けることで考えることの習慣づけになるのだろうと思います。

 

②「都度アウトプットする」

そして、考えた事を忘れないうちにメモに残しておくことですね。

考えた事は、すぐ忘れてしまいます。せっかく考えたのに、全部忘れるのではもったいないです。

この本では「思考手帳」と呼んでいますが、書く媒体は何でもいいと思います。ノートでもスマホでも本人がいちばんやりやすい方法で。

ちなみに私は、とりあえず無印のA5ノートでやってみようと思い、始めて見ましたが、なかなか続かないですね、、。どうやったら続くか、もうちょっと試行錯誤が必要ですね。

 

◆アウトプット前提のインプット

そして、思考習慣にもうひとつ大切なこと、それは、

「アウトプットを前提にインプットする」ことです。

 

これはどういうことかというと、例えば授業を受ける時に、「後で必ず質問しなければいけない」とか「要約して発表しなければいけない」とかを事前に決めておくようなことです。

そうすれば、「ただ聞いて終わり」とは、随分聞く姿勢が違ってくるはず。

 

本を読むときも、「後で他人に紹介すること」を前提に読むようにする。

そうすると、自然に傍線を引いたり、メモを取ったり、付せんを貼ったり、するはず。

 

ただ聞く、読むよりも、自然に「+自分の考え」が出てくるようになる、これを習慣づけることだと思います。

 

こうやっていつも考えていると、確かに知識をつけるのも効率がいいですし、頭が良くなりそうですね。

 

でも、あまりいつも負荷をかけて考えていると、ボーっとしている時間も欲しくなるでしょうね。

考えることが好きな人はそれでもいいんでしょうけれど。

 

あ、そうか、だから筋トレと同じなのか。

最初はちょっと乗り気でなくても、続けているうちに、続けることが当たり前になっていく。やめるのが嫌になる。

そこまで行ければしめたものですね。

※やたら筋トレを例に出しますが、私は筋トレをそんなにやっていないです、、。

 

では、また!