<第1位は、「ホンマかいな?衝撃的組織論」>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今年読んだ本の振り返りの意味も込めて、私のマイベスト本をご紹介しています。
いつもは「読書メーター」という読書サイトに記録を付けていっています。
本日現在で、今年読書メーターに記録した本は102冊。
昨日の「小説・エンターテインメント編」は、こちら。
今日は、「ビジネス・自己啓発書編」!
対象は40冊でした。
なお、明日は「哲学・教養編」にしようと思っているのですが、ジャンル分けが被るかもしれません。まぁ、これは自己判断ということで。
さておき、
早速ですが、第5位から順に紹介させていただきます。
第5位 「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子
読書メーターに書いた感想
「AIには何ができて、何ができないのか。」このことを「東ロボくんプロジェクト」を通して世界に知らしめた筆者。迫りくるAI時代を正しく恐れ、これから目指すべき教育の姿を示す、すばらしい本でした。後半の読解力テストも面白かったです。(☆5)
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第4位 「交渉力」 橋下徹
読書メーターに書いた感想
「交渉とは、相手との闘いのようで、実は『どれだけ要望を整理し、捨てるものを選択できるか』という自分との闘いである」。自分にとってはコペルニクス的発想でした。「あれも、これも」ではなく、「あれのためにこれを捨てる」なんですね!知事市長時代の裏話やトランプ流交渉術など、読み物としても、非常に面白かったです!(☆5)
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第3位 「完全教祖マニュアル」架神恭介/辰巳一世
読書メーターに書いた感想
面白かった!「あなたも教祖になってオイシイ思いをしよう!」っていう軽いノリのような触れ込みなのですが、中身はどっこい、「なぜ、伝統的宗教は流行し、今でも支持し続けられているのか?」を科学的・論理的に分析されており、非常に勉強になる内容でした!(☆5)
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第2位 「同調圧力」 鴻上尚史/佐藤直樹
読書メーターに書いた感想
国民総自粛。コロナ下の息苦しさは、まさに戦時下の日本と同じでした。自粛警察や夜の街叩きなど特異な行動のほとんどすべてが「同調圧力」がベースになっていて、どうしてそういう行動につながっていくのかが、「世間」というキーワードを通してきれいに腑に落ちました。そしてその世間が支配する日本で、自分の行動を見直すきっかけになります。素晴らしい本に出会えたことに感謝。(☆5)
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第1位 「ティール組織」 フレデリック・ラルー
読書メーターに書いた感想
ホントにこんな組織、存在するの?っていうぐらい衝撃的でした。目標が無く、自分で経費予算を立てて、自分で給料を決める。成長に固執せず存在目的を一丸となって追求する、そんな組織で働いてみたいと思います。500頁を超える大著ですが読んでおいて絶対損はないはず!(☆5)
1位はこれ!
「ティール組織」は、この本では第7世代に分類され、一般的な目標達成型である第5世代より、2世代も進んでいることになります。
数字を追うのではなく、目的を追う。他者貢献と個々人の充実を重視。成長や利益はあとから付いてくる。
全く新しい、なかなかイメージしづらい、ほんまかいな?と思うぐらいの組織です。
しかし、いい・悪いではなく、こんな組織が本当に存在し、事実としてそこで働く人々はとても満足しているということ。
「主体的に働くとはどういうことか」を、とことん考えさせられる一冊となりました!
これは本当におすすめですよ!
では、この辺で「ビジネス・自己啓発書編」は終わりにしたいと思います。
次は最後、「哲学・教養編」にしようかなと思っています。
では、また!