<当たり前ですがやっぱり「時間=命」です。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、この本。
内容<amazonより>
累計2000万部突破のベストセラー作家が行き着いた、目からウロコの時間論。
人間社会のすべての基準は「時間」だ。お金も物も、時間を換算したものにすぎない。
娯楽や労働による「時間の奪い合い」が激しさを増す現代、時間に振り回されず、自ら時間を支配する者だけが人生の勝者となる――。
ベストセラーを連発する著者の思考法と時間術を、余すことなく大公開!
●社会は、「時間の売買」によって成り立っている。
●時間に操られるな、時間を支配しよう。
●物はすべて、人間が「長生き」するための道具。
●「時間の共有」が、恋愛の喜びをもたらす。
●才能をはかる尺度も、実は時間。
◆この本は
身の回りのものごとをすべて「時間」という軸で再構築してみる本。
ボリューム:★★★☆☆
読みやすさ:★★★★☆
よく考える:★★★★★
役に立つ:★★★★☆
◆内容と感想
・「時は金なり」 という言葉
・「お金は命の次の大事」とよく言いますが、お金=時間とすると、時間=命
・「仕事」は自分の時間を売って、報酬を得ている
・「お金」は自分が差し出した時間の結晶
・「才能」は同じことをするのに他人よりも短い時間でやれる能力
・「花形の仕事」というのは、時間を高く売ることができる人。より少ない時間で多くの価値を与えることができる人
この本を通して、さまざまなものごとを「時間」という軸で捉え直していくと、「時間」とは人生そのものであって、どれだけ大切にしているものかということがわかります。
人生は、当たり前ですが、自分に与えられた有限な時間を過ごす、それ以外の何物でもありません。
だから、無駄な時間を削って、濃密な時間を過ごさなければならない、、ということだけではありません。
仕事をすることが楽しいならそれでいいと思うし、テレビを見てゴロゴロしていることが最も幸せならそれでいいと思います。
「好んでやっていることと、惰性でやっていることは大きく違う」という言葉がありましたが、この本で最も大切な言葉ではないかと思います。
私は(私だけではないと思いますが)、「人生は有限である」という当たり前のことを、ほんとうによく忘れてしまいます。
だから、こういう本を読み、時間について考え、それを思い出すことは自分にとって大切なのです。
では、また!