主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「クリムゾンの迷宮」 貴志祐介 (ネタバレ少なめ)

<イライラしながら、ハラハラドキドキする>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、この本。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

  • 作者:貴志 祐介
  • 発売日: 2012/12/06
  • メディア: Kindle版
 

 

内容<amazonより>

戦慄の新感覚ゲームノベルが、新装丁・コレクターズアイテム版で再登場! !

藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ?傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」

◆この本は

なんだかわからないまま、火星のような迷宮にてバトルロイヤルをやらされています。

ボリューム:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★☆

ハラハラドキドキ:★★★★★

ホラー度:★★★★☆

 

◆内容と感想

主人公は藤木という失業中の男。ある日目覚めたら、周り一面が赤い岩に囲まれたじめじめした大自然の中にいます。

ここはどこだかわからないままでいると、携帯ゲーム機が傍らに置いてあることに気づきます。

歩き出すと、そこにはけがをした女性が一人。名前を藍といいます。

彼女は転んでゲーム機を壊してしまい、仕方なく藤木と行動を共にすることになります。

「火星の迷宮にようこそ」

 

「北へ、東へ○○m行くと、第一チェックポイントがある・・」

ゲーム機に指示されるがままそこへ行くと、合計9人の男女の集まりになりました。

 

ゲーム機の説明によると、ここから「チェックポイントを通過しながら各自ゴールを目指せ」ということなのですが、目的や意味などは一切説明されません。

そして、進んでいくにつれて、藤木と藍「これは、バトルロイヤルのゲームだ」ということを感じてきます。

 

植物を食べ、小動物を狩り、飢えをしのぎ、なんとか生き延びた先には・・。

途中から、ありえない獣との追いかけっこになり、、仲間が殺され、、!

 

サバイバルゲームであり、途中からだんぜんホラーになってきます。

ハラハラドキドキが止まらない、スリルがこの本の最大の魅力なのですが、もうひとつ、「なんでこんなことをしているのか?」というのが最後まで分からない、主人公はじめ他のプレイヤーたち、また読者も、このイライラとした理不尽との闘いになります。

 

イライラしながら、ハラハラドキドキする。不思議な読書体験でした!

いやー、面白かったです。

貴志祐介さんは、とにかく怖い。ホラーのイメージが強いですが、それを裏切らない、ファンにはたまらない作品になっていると思います! 

 

では、また!