<癒しとは、回復である>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。
今回は第28回となります。
前回の第27回「AIに何をしてほしいですか?何をしてほしくないですか?」の模様はこちら。
◆「哲学カフェ」とは?
哲学カフェとは、おもに身近なことがらについて、みんなで自由に意見を出し合う対話の場です。
ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話しをしているわけではなく、「『普通』って何?」だとか、「『苦労』は買ってでもしたほうがいいの?」だとか、誰でも身近にありながら、答えがなかったり人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えない話題についてじっくり語り合うという活動です。
◆今回も「Zoom」を使いました
今回も前回同様、「Zoom」を使用。
「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
◆この日のテーマは「癒し」
この日の参加者は7名。時間は2時間です。
オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。
しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。
(画面を見ていると誰がしゃべったか大体わかるんです)
今回の進行役も、いつも通りひじき部長に務めていただきました。
私は、ZOOMのチャット画面にメモを残していく書記係を担当しました。
この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた
「癒し」
です。
今回のテーマは、いつもの問い形式ではなく、ずばり単語になります。
これは、事前に答えを各自用意するのではなく、「当日その場でいろんな問いを考えて、話題もその場で広げていこう」というその場での対話を大切にしたいという考えがあっての、部長ひじき氏の提案からです。
では、実際出てきた意見と感想を簡単に書いていきたいと思います。
◆癒しって?
今回の哲学カフェは、まずは、「問い」を作る時間から始めました。
・辞書的な定義は?
・癒しって、どういう感覚になるの?
・癒しの具体的なエピソードは?
・癒しはいつ/どうやって起こる?
・人はなぜ癒しを求めるの?
・癒しは無きゃいけないものなの?無いとどうなるの?
といった問いが参加メンバーから出てきます。
そして、誰かがそれらの中から、話を広げていく、そんな流れになりました。
まず、
「癒しは、肉体的・精神的な回復である」
という発言がありました。
温泉に入ったり、寝転んだり、体をリラックスさせ、また心地よい音楽や良い香りのする飲み物を飲んで、、。
癒しと言って思いつくのはそんなシーンです。
そこから連想されるところは、確かに「回復」。
そのメンバーがいうところの、ロールプレイングゲームでのHPとかMPとかを薬草とかで回復させる感じです。
「回復」とあるからには「消耗」の状態があるわけで、では「癒し」は「消耗」したときに求めたりするものなのでしょうか。
◆いろんな「癒し」
いったんヒントが見えたところで、いろんな「癒し」を出してみよう、という流れになりました。
・読書する
・散歩する
・美術を鑑賞する
・スポーツをする
・ゲーム、遊び
・甘いものを食べる
・ペットと戯れる
・柔らかいものを触る
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ここから何が見えてくるでしょうか?
「快楽と関係する」と指摘したメンバーがいましたが、確かにそうです。
アニマルセラピーなど、その行為が医学的に証明されているものもありますし。
心の癒し、体の癒し、その両面から見ていくこともできそうです。
◆疲れている何かとは、反対のことをする
「体が疲れても、スポーツして体を動かすと癒される」
という意見がありました。
確かに、「癒し」はリラックスだけではありません。わざと活動的になることも癒しにつながりそうです。
その原因として「デスクワークの多いとき」という意見がありました。
であるとすると、「長いこと動いていない人は、動くことによって癒される」ということになります。
この辺に次の糸口がありそうです。
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哲学カフェはまだまだ続きますが、いったん時間となりましたので続きは日を改めて書いていきたいと思います。
では、また!