<「どう、終わるのか?」下巻はそれだけ。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、この本。いよいよほんとうの完結編。
内容<amazonより>
帰還命令にそむいて逃亡した地球連邦艦隊の宇宙戦艦〈藍色空間〉は、それを追う新造艦の〈万有引力〉とともに太陽系から離脱。茫漠たる宇宙空間で、高次元空間の名残りとおぼしき“四次元のかけら"に遭遇する。〈万有引力〉に乗り組む宇宙論研究者の関一帆は、その体験から、この宇宙の“巨大で暗い秘密"を看破する……。
一方、程心(チェン・シン)は、雲天明(ユン・ティエンミン)にプレゼントされた星から巨額の資産を得ることに。補佐役に志願した艾AA(アイ・エイエイ)のすすめで設立した新会社は、数年のうちに宇宙建設業界の巨大企業に成長。人工冬眠から目覚めた程心は、羅輯(ルオ・ジー)にかわる二代目の執剣者(ソードホルダー)に選出される。それは、地球文明と三体文明、二つの世界の命運をその手に握る立場だった……。
SF最大の賞ヒューゴー賞をアジア圏で初めて受賞した『三体』に始まり、全世界に旋風を巻き起こした壮大な三部作、ついに完結。
一方、程心(チェン・シン)は、雲天明(ユン・ティエンミン)にプレゼントされた星から巨額の資産を得ることに。補佐役に志願した艾AA(アイ・エイエイ)のすすめで設立した新会社は、数年のうちに宇宙建設業界の巨大企業に成長。人工冬眠から目覚めた程心は、羅輯(ルオ・ジー)にかわる二代目の執剣者(ソードホルダー)に選出される。それは、地球文明と三体文明、二つの世界の命運をその手に握る立場だった……。
SF最大の賞ヒューゴー賞をアジア圏で初めて受賞した『三体』に始まり、全世界に旋風を巻き起こした壮大な三部作、ついに完結。
◆この本は
ボリューム:★★★★★(かなりのもの)
読みやすさ:★★★☆☆(しっかり追っていかないと付いていきにくい)
ドキドキ感:★★★★★(絶望と希望の連続)
奇抜さ :★★★★★(凄いの一言)
◆内容紹介・感想
何を書いてもネタバレになってしまう段階に入ってしまっているので、そうなると上巻の感想でほとんど紹介は終わりということになります。
(上巻の感想はこちら。)
大宇宙のどこかの文明体から、いつ太陽系が攻撃されてもおかしくない事態ではありましたが、人類は「どう逃れるか」を考えているうちに、いよいよ「その時」が、、。
ラストは想像のハルカカナタ先をいくスケールの展開になり、物語は一気にエピローグへ。
下巻の中ほどから気になっていたのは、「どう終わるか」。
時間・空間スケールがどんどん大きくなっていって、ほんとドキドキしっぱなしでしたが、一方で「あぁ、もうすぐ本当に終わりなんだ」、っていう寂しさが同居していました。
最後までたどり着いたときには、脱力感。
このような作品に出会えたことに、3年にもわたって楽しませていただいたことに、ただ感謝です。ありがとうございました。礼。
では、また!