<年末はじっくり、歴史ものを。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
読書について書いているブログなので、月に一度ぐらいは「今月に読んだ本のまとめ」をやってみようというこの記事。
いつもは「読書メーター」という読書サイトに記録を付けていっていますので、もしご興味あればそちらものぞいてください。
12月に読んだ本はこちらです。
12月は8冊でした。
自分の最も印象に残った度合いに☆1~5つを付けているのですが、
今月の「☆5」はありませんでした。
<今月のベスト本>
今月は☆4を中心に、今月のおすすめを紹介します!
12月のベスト本!
①
年末はじっくり歴史モノもいいですね。
明智光秀の娘、玉子(洗礼名ガラシャ)の生涯を描いた長編。玉子の聡明さが際立ちますが、同時に時代の無情さも感じます。
<読書メーターへの感想>
(上)光秀は権謀術数だけでなく、善政を敷いて部下や人民から慕われていたのだろうことがわかりました。そして、娘、玉子の聡明さが際立ちますね。しかしまぁ、信長はひどいですね。下巻に続く。(☆4)
(下)忠興のやり方も、時代と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、やるせないですね。大切な家族を人質にして、そこまでして守らなければならない「家」ってなんなんでしょうね。と言ってみても、それは結局、現代人の考えなんですけどね。(☆4)
その他おすすめ本
②
「悪人」に続き、吉田修一さんの映画化作品です。それでも、信じたいけど。
<読書メーターへの感想>
(上)夫婦殺害事件で逃げる容疑者を追う刑事と、房総・南西の離島・新宿に現れる、3人の身元不詳の青年。果たして誰かが犯人なのか?上巻では、追う刑事を含め、全然違った4つのドラマをパラレルで楽しんでいく感じです。下巻へ続く。(☆4)
(下)それぞれの生活に一時的に溶け込んでいく3人の青年。しかしTVの公開捜査番組をきっかけに、周囲の人物が「似ているのでは?」と疑いを向け始める。でも、身近な人はそんなはずはない、って信じたい気持ちとの葛藤が。後半はテンポアップしてイッキ読み。面白かったです!(☆4)
③
今作の舞台は建設業界。テーマは「談合」。でも、重苦しいビジネス小説ではなくて、主人公は憎めない若者で、彼女と最近うまくいっていないっていう恋愛要素もあったりして、エンターテインメントとしても楽しめます!
<読書メーターへの感想>
12月のベスト3は以上です!
2021年は107冊の読了となりました。
目標の100冊は達成しました。
引き続き、2022年も100冊を目指して読んでいきたいと思います。
また、おすすめ本見つけたら、ご紹介していきます!
本年もよろしくお願いいたします。
では、また!