<第一印象はその人に対する最初の記憶>
おはようございます!ちくわです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
今日は前回の続きで
「第一印象」
について書いていきたいと思います。
前回の内容はこちら。
◆第一印象との「ギャップ」
「第一印象とのギャップがプラスに働く場合と、マイナスに働く場合は?」
という話題になりました。
「ギャップ萌え」という言葉もありますが、その場合、そもそも第一印象がネガティブで、その後の印象がプラスなのでしょうか?
「制服」についての話題もありました。
制服は第一印象のひとつ、そこからの着こなしの乱れがマイナスになるとか。
◆結局、第一印象って?
「人が、『○○な人』というふうに名前を付けて、識別していくための第一印象」
という意見がありました。
最初のほうの意見にあったように、初対面の人とコミュニケーションを取るにあたり何らかの「レッテル貼り」は必要なのではないか、という指摘です。
もちろん、その後の付き合いによって、その印象は修正されていくわけですけれど。
◆第一印象はフィクション
「第一印象はその人に対する最初の記憶、フィクション」
という意見がありました。
初対面で会って、帰った後に、自分の中にはその人の記憶が残っていて、その人を思い出す時の材料が「第一印象」だという話です。
だから、必ずしもそこは「最初の数秒間の姿」ではないかもしれません。
「その人の印象に残った姿の記憶」ということなのかもしれません。
◆第一印象と先入観
終盤に、もう一度就職面接の話題になりました。
「面接官は、履歴書という事前情報を持って面接に臨むので、その時点で『第一印象』は先入観含みなのでは?」
という意見から、「第一印象から先入観を排除する」とは?という話題になり、また、
「面接官は、応募者の第一印象を気にする一方で、応募者も面接官の『第一印象』を気にしている」という意見なども。
◆終わりです。
哲学カフェは2時間が来たら終わりです。
「第一印象」とは、割と人によって範囲が違ってくるものだということもわかりましたが、本質を探っていくにつれ、気にするかしないかは置いといて、それはコミュニケーション上欠かせないものだというような気がしました。
また、「印象」と「評価」を分けて考えてみると、また深まるような気がしました。
以上で、今回の、みんなの日常哲学カフェ「第一印象」の振り返りを終わりたいと思います。
では、また!