<あまり寒くならなくて、良かったです>
おはようございます!ちくわです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
2020年より主にオンラインの場(ZOOM)で開催しています。
※今のところ、クローズドでの開催です
今回は、特別編としてオフラインで開催しました「お散歩哲学カフェ」のレポートを書いていきたいと思います。
前回の第106回開催の記事はこちらになります。
◆「哲学カフェ」とは?
哲学カフェとは、おもに身近なことがらについてテーマを1つ決め、それについてみんなで自由に意見を出し合う対話の場です。
「哲学」と書いていますが、ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話はほとんどしません。
私たちの哲学カフェで扱っているテーマは、「『普通』ってどういうこと?」だとか、「『自己責任』って結局何なの?」だとか、身近にありながら、答えがなかったり、人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えたりあまりしない話題について、じっくり語り合っています。
そうすることによって、「あたりまえ」だったことに新しい側面を発見し、考え方・生き方に変化が起こることを楽しんでいければいいな、と考えています。
当哲学カフェはいわば「日常生活を哲学する」ことを目指しています。
◆この日は「お散歩哲学カフェ」
この日は久々のオフライン開催となりました。
当「みんなの日常哲学カフェ」においてのオフライン開催は、
「青空哲学カフェ」といったかたちで屋外で行うことが多いのですが、
今回は、初めての企画として、「お散歩哲学カフェ」を開催。
「お散歩哲学カフェ」は、文字通りお散歩しながら哲学をしようとする試み。
歩きながら、いろんな景色を眺めながら、浮かぶ問いを語ってみようと、ほぼ構想だけで実行に走ってしまった感はあります、、。
◆とりあえず、スケジュール
スケジュールとしては、だいたいこんな感じ。
12:00 公園で持ち寄りランチ
12:30 美術館を見学
13:30 併設のお茶屋さんでお茶
14:00 お散歩
15:00 哲学カフェ(レンタルスペース)
(17:00~ 延長戦)
参加人数は私を含め6名。オフラインでは初めましてのメンバーもいらっしゃって、やっぱりオフラインも時々やるべきだなぁと改めて感じたのでした。
今回のメイン会場は、藤田邸跡公園と、藤田美術館です。
当ブログの過去をたどっていくと、ありました。
22年5月。藤田邸跡公園の青空哲学カフェ。
2年半前ですね。随分久々です。
この日は、最高気温が14℃と、ぐっと寒くなる予報でしたので、防寒対策をしていったのですが、おひさまがぽかぽかした陽気で、屋外での行動もそこそこ大丈夫で良かったです。
安定の美しさ、藤田邸跡公園。
まずは、レジャーシートを敷いて、買ってきたものを食べ、最近行った哲学カフェについてのお話などで盛り上がります。
◆藤田美術館
あまりゆっくりしていると、スケジュールを消化できないので、隣の藤田美術館に移動。
とても美しい美術館で、常設展示は江戸時代の茶器、山水画、武具など。
たまたま入館した時間と学芸員さんの解説イベントが重なり、解説を聞きながらゆっくり鑑賞することになりました。
この学芸員さん、なかなか熱心な解説で、この後の哲学カフェで話題になったのでした。
◆お茶
思いのほか、美術鑑賞に時間を使ってしまいましたが、そもそもが行き当たりばったりの企画なので急ぐこともなく、予定通りお茶の時間。
併設の「あみじま茶屋」でお茶。
美術館のロビー部分をフルに活用した造りで、とても雰囲気が良く、のんびりした時間が流れます。
お抹茶とお団子をいただきます。
◆いよいよ、お散歩
お茶と、お話しを楽しみましたが、いよいよ、お散歩哲学カフェの本分、お散歩ということで、外に出て歩きました。
しかし、前工程でかなり予定時間をオーバーしてしまったため、少し歩く距離は短くなってしまいました。
いちおう、「お散歩哲学カフェ」目論見としては、美術館やお茶屋さん、および、このお散歩の中でおのおのが見たものから「問い」を出してもらい、最後に持ち寄った「問い」で哲学カフェをする、というものです。
藤田邸跡公園の中をぐるりとお散歩し、そののち、哲学カフェ会場のレンタルスペースまでゆっくり歩きます。
公園の木々を見て、水場を回り、橋を渡る。
そして公園の外へ出て、大川の流れや、遊覧船を見て。
お散歩哲学カフェでは、思索の時間ということで静かめになる予定でしたが、ここでもお話に花が咲いてしまい、、。
◆そして、哲学カフェ。
少し離れたレンタルルームに到着。
当初の計画としては、哲学カフェも公園内で行いたかったのですが、思いのほか寒くなる天気予報でしたので急遽部屋を借りることにしました。
そこは、街中のふつうのマンションの1室を、レンタルスペースとして綺麗にリフォームしてある部屋でした。
前置きが長くなってしまったので、続き、本編哲学カフェの振り返りは、日を改めて書いていきたいと思います。
では、また!