<改めて見返すと、すごい本が集まりました>
おはようございます!ちくわです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今回は、2月11日(水・祝)、
大阪府高槻市にあります、私設図書室「烏鷺文庫」様にて開催しました読書会、
「北摂読書サークル」について書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら。
第10回のテーマは、「怖い本」。
改めて、紹介してもらった本はこちら。

休憩明け、2冊目紹介&雑談と続いていきます。
それでは、続きを書いていきますね。
⑧
裁判というものが、実際に起こっているさまざまな出来事に対して立ち向かっていく中で、どう変化していったか。
死刑の基準であったり、親殺しに対するさまざまな世論への対応であったり、興味深い題材ばかりですね。
ミステリー作家の著者によって、実際にあった裁判をドラマのように書かれており、(怖いですが)読み応え抜群だそうです。
⑨
「侍女の物語」に続く紹介本は、この本!引き続き、ディストピアですね。
千葉県のとある場所で行われているという、完全に計画された「実験都市」。
結婚や性交渉はもはや古い出来事、子どもは共有の財産であり、大人はすべての子どもを可愛がる。
そこにいる人たちは完全なる没個性で、「みんな同じ」。そんな奇妙な風景が「とても怖い」と話していただきました。
⑩
「怖い本」からの変化球で「怖い本を書いている人の対談」を紹介いただきました。
ホラー作家と、漫画家による、それぞれの「怖い思い出を語る」という内容なので、たしかに怖い本ですが。
そこから、吉野朔美さんに関しての話題になり、書架よりでてきた本がこちらでした。脱線しましたが、とても面白そうな本であり紹介されている本も気になるんです。
⑪
ベストセラーになった本ですね、確かに「怖い本」といえます。
紹介者さんより、「自分も、知らず知らずのうちにマジョリティ側に立って、そうでない人を追い詰めているかもしれない、それが怖くなった」と、なるほどー、と唸る感想をいただきました。
私も読みましたが、確かに、こういう事例を突き付けられることで、読者に問いが突き刺さってくる「怖さ」がある傑作だと思います!
⑫
紹介者さんの第一声「私が唯一、怖くて再読できない本」ということで、その理由が
「子ども向けであろうが、本気で向かってくるから」とのこと!!ヒエー。
しかし「そんなだから、小松左京は信用できる」と、著者への賛辞も忘れません。
いくつもの物語が収蔵されていますが、古い話なのに、いまでも十分通用する世界観(恐怖!)というものが、素晴らしいです。
⑬
烏鷺文庫さん会員の方で、「この日出席したかったのに所用で欠席となった」とのことで、紹介したかった本を烏鷺文庫さんに託しての、代理紹介となりました。
(初めてのパターンですが、こういうのも大歓迎でございます)
紹介いただいた本は、表紙から、すべての小口にいたるまで、まっ赤っ赤!
著者のリゴッティは、ラヴクラフト(知らなかった)やフィリップ・K・ディック(知ってる)と並ぶほどの文学性の高さということで、これが日本初上陸なんですよと、烏鷺文庫さんに(熱~く)補足説明していただきました。
⑭
最後になりましたが、私ちくわの2冊目紹介本です。この本、読書会前に再読してみたのですが、やはり傑作ですねぇ。
キリスト教追放が極まっていた江戸初期、果敢にも長崎にやって来た宣教師が、案の定捕まってしまうという単純なストーリーなのですが、簡単に善と悪で片づけられない、正義のぶつかり合いを読者に問いかけてきます。
もちろん拷問の描写は「怖い」ですよ。
16時に本編を締めてから約1時間は、残れる方は、烏鷺文庫の本を閲覧しながら雑談できる時間とさせてもらっています。
烏鷺文庫オーナーさんと、みなさんの本にまつわるあれこれを聞かせていただくことが、この読書会のもうひとつの楽しみとなっております。
今回は「怖い本」というテーマでありながら、それぞれに違った「怖さ」を解釈して持ってきていただいた印象です。
それだけに、参加者さん同士で、「それなら、こんな本もおススメだよ」という「本の連鎖」がいつもよりよく起こっていたと感じます。
オーナー様、参加された皆様、今回も素敵な雰囲気づくりにご協力いただき、ありがとうございました。
次回は、3月20日(金・祝)に開催を予定しております。
テーマは「びっくりした本」。
詳細&お申し込みは「こくちーず」にてお願いします。
では、また!








