<人類文明はやはり農業から>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
読書について書いているブログなので、月に一度ぐらいは「今月に読んだ本のまとめ」をやってみようというこの記事。
いつもは「読書メーター」という読書サイトに記録を付けていっていますので、もしご興味あればそちらものぞいてください。
4月に読んだ本はこちらです。
4月は6冊でした。
冊数こそ少なかったですが、「銃・病原菌・鉄」の壮大な旅に魅せられ、また「感動の哲学入門講義」はじっくり読んでいったので、充実した読書になったと思います。
自分の最も印象に残った度合いに☆1~5つを付けているのですが、
今月の「☆5」は2冊でした。
<今月のベスト本>
今月も、☆5を中心に、おすすめを紹介します!
2冊なのですが、上下巻ですので、必然的にベストはこれになります!
4月のベスト本!
①
やっぱり歴史って面白い、ということを再認識させられる本でした。人類700万年の歴史の中で、ほんの直近1万年間の出来事ですが、まさしく人類が地球の支配者となる過程。今の私たちも、1万年前にメソポタミアと中国で見つかった穀物と飼いならされた家畜と同じものを食べ続けているという面白さでもあります。
<読書メーターへの感想>
上巻
ヨーロッパ人はどうして世界の覇者になり得たのか?それは人種間の個体差だったのか?そんな問いを起点に、壮大な人類史の旅が始まります。「銃・病原菌・鉄」のキーワードの裏に隠された真の要因を丁寧に分析していきます。(☆5)
下巻
人類文明の起点は約8千年前の定住生活開始であり、ユーラシアは栽培可能な食料、飼育可能な家畜が存在したことで他大陸と差がついた、と結論づけています。そして、知らなかった、病原菌の凄まじい威力!やっぱり歴史は興味深い。(☆5)
その他おすすめ本
②
ロシアにとって、ウクライナの東部地域はどうして重要なのか。地形的な要素から冷静に(冷酷に)分析してみれば、ロシアや中国、アメリカの行動が、なるほどよく見えてきます。ニュースを理解するためには知っておいて損のない知識です!
<読書メーターへの感想>
書店でよく見かけるようになった「地政学」という言葉。ロシアが侵略する場所や、米軍基地の場所、中国の領海侵犯の場所、それらにはほとんど地形的な理由が存在することがよくわかりました。イラスト中心で読みやすかったです。(☆4)
③
飲茶さんの「誰にでもわかりやすく、かみ砕いて伝える力」の凄さを改めて実感した本です。飲茶本人の体験を交え、自分の言葉で熱量を持って伝えているというのが、読み手に伝わってきて気持ちも高まるんですね。
<読書メーターへの感想>
4月のベスト本紹介は以上です。どうもありがとうございました。
5月は、もうちょっと小説も読んでいきます。
では、また!