主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

哲学カフェ カフェフィロ (彩ふ読書会協力開催) ~京都北山 「すすめる」後編(19/3/17)

私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、

昨年5月からサポーターとして活動しています。

 

iro-doku.com

 

3/17(日)は第4回京都開催でした。

午前の部:推し本読書会

午後の部:課題本読書会(宝塚ファンの社会学

夕方の部:哲学カフェ(カフェフィロさん主催、彩ふ読書会協力開催)

 

夕方の「哲学カフェ」のレポートの後編です。

休憩して、進行役が持ち込まれた、コーヒーマシン(!)でコーヒーを飲んで。

 

◆ いいオススメとは何か?

という問いがありました。

 

それに対し、

「自分の『すすめたいもの』が、相手の『すすめてほしいもの』でもある。」

つまり、「すすめる」対象に「共通認識」があるということ。

という意見がありました。

 

なるほど、これはちょっと核心をついているかも知らません。

 

「すすめる」に結果責任は必要か?

この問いは、とても面白い切り口でした。

 

例えばレストランを「すすめた」結果、相手が「行ってみました、おいしかったです!」という答えが返ってくると嬉しいし、もうひとつの反応だと「ごめんね」という感情になります。

はたまた、相手は行ってくれないかもしれません。それも残念ですよね。

 

「すすめる」行為は、情報発信するだけでなく、ある程度、反応・結果を期待しています。

 

「すすめる」には「リターン」を求めるか?という問いにもつながりますね。

 

そこで、発言はしませんでしたが、ネット社会では「スルー」という概念もあるな、ということを思い出しました。

twitterなど流れるメディアでは、誰かの発信した「おすすめ」は、興味のあるものだけに反応し、興味のないものは「スルー」すればよい、というルールです。

いちいち「それはおもしろいとは思えない」とかは言いませんよね。

 

「すすめる」の概念にも時代と共に変化する、ということもあるかもしれません。

 

好きなものを、熱量を持って「すすめる」

こんな意見もありました。

 

マツコの知らない世界」で、あまり知られていないニッチな対象について、情熱的に紹介するマニアの方と、引き気味に相手するマツコ・デラックス

 

これは、一方的なイメージだけど「すすめる」なのか?そうでないのか?

相手が求めていないことについて、「こんな世界もあるよ」と紹介することは「すすめる」なのか?ということですね。

 

 

その他の意見

 

・「すすめられる対象」は特定の誰かか、それとも多数の人か?

・「じぶんが好きでないもの」をすすめることはあるか?

・「自分と同じものを好きと思っている人」を探したい、という欲望もある?

 ・「すすめる」と「アドバイス」は違うのか?

 

などなど、思い出せないぐらいいろいろな意見が活発に出ました。

 

時間が来たら終わり

18:00になったら、唐突に終わりです。

カフェフィロでは結論をまとめたりはしません。モヤモヤしたまま終わります。

 

終わってから色々考えてしまうのも哲学カフェです。

 

私が今こうやって、書いていてもうまくまとめられないぐらいです。

 

始まる前の「すすめる」と終わった後の「すすめる」

認識が変わったと思います。

 

「すすめる」は、相手がいて、対象への納得があって、結果は問うか問わないかしれないけど、これはコミュニケーションそのものである、ということを感じました。

 

独りよがりの「すすめる」も多かったのかな、と反省もしたりして。

 

今日感じた事

・上は60代、下は20代と、年齢層も男女もばらばらで、多様な発言が出てきて面白かったです。

 

・ちょっと展開が速かったかな。初めての方、話すのが苦手な方(私も)も付いていきやすいように、ゆっくり進めるほうがいいと思いました。

 

・やはり実体験をもとにした話が、共通理解を得やすいです。「私はこういうことがあった」「こういう失敗があった」とか。

 

・4か月越しの計画で、ひとつの夢が叶いました。カフェフィロさんと彩ふ読書会に感謝です。

 

・またやりたいです!次は自分で進行役をやってみようと思います。

 

 

では、また!