<3年ぶりに参加した「彩ふ読書会」>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、超久々に「彩ふ読書会」に参加してきましたので、レポートを書いていきたいと思います!
いちばん最後に参加したのが、2020年2月だったので、約3年ぶりの参加になります。
コロナの影響で、ずっとやってきたことが突然断たれてしまって残念でしたが、昨年から再開されていて、自分は都合が合わず参加できていなかったのですが、なんとか今回参加することができました。
場所は、現在大阪会場として使われている、北浜の「NEST301」。
ビルの一室でこじんまりとしていますが、一歩入れば、内装は木をふんだんに使った落ち着いた雰囲気で、3階なので風通しも良く気持ちのいい場所でした。キャパは8人ぐらいでしょうか。
以前はサポーターとして、進行や準備など色々お手伝いさせてもらっていましたが、今回は純粋に参加者として参加させていただきました。それもなかなか新鮮でした。
そして、この場所と、参加人数が少なかったことで、ゆったりしていて、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
この日は3部制で、午前第1部→推し本紹介、午後第2部→課題本読書会、午後第3部→推し本紹介(その2)という構成になっていました。
私は今回、第3部「推し本読書会(その2)」に参加しました。
この会の参加者は主催の「のーさん」、私と、あと4名の計6名の参加となっていました。
まず進行の「のーさん」よりタイムテーブルと流れの説明があり、各自1分程度の自己紹介の後、順番に本を紹介していきました。
紹介された本はこちらです。
進行役の「のーさん」が一番手で紹介し、そこからは時計回りで紹介していきました。以下、紹介された本を簡単に案内します。
①「老人と海」 ヘミングウェイ
釣り好きの老人が巨大魚と格闘する3日間を描いた超有名な古典文学です。
ヘミングウェイ自身も釣り好きでその体験を取り込んでいるようですね。
また、この本は古本で、本の中には傍線が引かれているというアクシデントがあったそうなのですが、その傍線を「なぜここに引いたのか?」が気になって、それについて考えるのも楽しみになったそうです!
②「エネルギーをめぐる旅」 古舘恒介
私ちくわの紹介本です。
この本は、石油会社に勤務する筆者が「エネルギーと人類の関わり」について20年間研究した集大成ともいえる、素晴らしい本でした。
内容は、人類の進歩(サピエンス全史的なやつ)を「エネルギー視点」から説明していくものです。
また、科学により、世の中全てのことがエネルギーで説明がつくようになった結果、「今、私たちがなぜ生きているのか」や、「資本主義経済の活動」までエネルギーで説明しようとしています。なかなか抽象的で哲学的表現もありますが、読み物として非常に楽しかったので紹介しました!
③「漢字再入門」 阿辻哲次
漢字というものは、毎日あまり考えずに書いていますが、改めて深く考えてみると面白いと思わせる本ですね。
5万字以上もあるという漢字。普段使っているのは1万字ぐらいらしいですが、それ以外にもそんなにあるとは。新しい漢字って、生まれるんですかね。主要言語の中でも、文字そのもので意味を表すことができるのは、漢字ぐらいしかないのでは。日本においても、ひらがなカタカナを併用できるので外来語の表現などはできますが、それがない中国は大変だということがわかりました。
元素記号表が全部漢字になっているのは面白かったです!
④「女性脳の特性と行動」 ローアン・ブリゼンティーン
著者は大学の神経精神医学者、
この本を通して、女性と男性の行動の違いを理解したかった、という紹介者の話でしたが、女性の特徴的と言われる行動について、多彩なライフステージの変化と、それに伴うホルモンによって大きく影響されていることがわかるそうです。
こういうものは個人差があって、偏見につながらないように気を付けなければならないと思いますが、人間も動物でありある程度遺伝子の指示によって動かされていると考えれば、知識として持っておいて損はないことかなと思いました。
本紹介はまだ続きますが、長くなってきたので、続きは日を改めて書いていきます。
では、また!