主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

彩ふ読書会 ~京都北山 6月 ②課題本読書会 「有頂天家族」森見登美彦

私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、

昨年5月からサポーターとして活動しています。

 

彩ふ読書会の目的は「本が好きな方の居場所作り」です。

「家庭でもない、職場でもない、第三の場所」をコンセプトに、色んな価値観を持った方々が集まり、意見を交換し合うこと、また空間を共有しあうことで新しく生まれる何かを楽しもう、という集まりです。

ジャンルは問いません、いい意味でバラけていて、「何でもアリ」なので、男女問わず、また若い方から年配の方まで、気軽にアットホームな雰囲気で、リピーターさんも多数いらっしゃいます。

また、「皆で作っていく読書会」というのも魅力です。私のようなサポーターだけでなく、リピーター参加者の方に進行役や会場セッティングを手伝ってもらいながら、運営しています。

 

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6/16(日)は第7回京都開催でした。

 

午前の部:推し本読書会

午後の部:課題本読書会 「有頂天家族(森見登美彦)」

夕方の部:「ヒミツキチオブサクラカフェ(上映会・ボードゲーム)」

 

今回も「SAKURA CAFE」さんで行われました。

  

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それでは、午後の部のレポートです。

午後参加は19名。男性11名、女性8名。

午後から初参加の方は2名いらっしゃいました。

テーブルを3つに分けて、スタートしました。

 

今日の課題本は森見登美彦さんの「有頂天家族」。

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出町柳、三条、祇園、河原町。

みんな知っている京都の地名、非常に狭い範囲で物語は繰り広げられます。

とりわけ、タヌキたちのねぐらである「下鴨神社」はここ「SAKURA  CAFE」さんの程近く。

おひざ元での読書会開催に感慨もひとしおです。

 

今回の読書会は、森見ファンである京都サポーターの「ひじきさん」の全面プロデュースにより、午後の読書会終了後、夕方の当作品のアニメ上映会(無料)に続くコラボ開催となりました。

 

いろいろありがとうございました。

 

そのひじきさんが、照れ気味の総合司会あいさつ後、Aテーブルにつき、もうひとりの熱き森見ファンの方にBテーブルの進行をお願いしました。

 

私は、最も冷静なCテーブルに着きました(笑)

実はCテーブルにも初参加ながら聖地巡礼もなさっている熱い方がいらっしゃったのです!

簡単ですが、読書会のやり取りを以下にまとめます。

 

◆面白きことは、良きことなり!

当作品は、エンターテイメントです。痛快ハチャメチャストーリーです。

 

森見さんの代表作「夜は短し歩けよ乙女」も、大概なハチャメチャぶりでしたが、それに比べて当作品は幾らか落ち着きもあり、文体も独特のクセが薄めとなっており、読みやすくなっています。

 

亡き父の遺志を受け継ぎ、タヌキ一家の家族愛が胸を打つストーリー。

 

それでいて、シリアスにならず、タヌキ鍋になった父の死さえもコミカルに描いています。

 

そんな、あまり過去や未来を深く考えずに、今を思いっきり生きる、作者はそんな「タヌキらしさ」を全体的にストーリーで表現したかったのではないでしょうか。

 

※決して狸さんをDISっているわけではありません、彼らなりに思い悩むこともあるのでしょうが。

 

◆愛すべきキャラクター

メインの4兄弟と母親はもちろんですが、脇役である夷川家の金閣・銀閣や海星が非常にいい味を出しています。

彼らとの掛け合い漫才が、花を添えていますよねー。

 

そして、忘れちゃならない赤玉先生。ジジイなのに「~~しちゃうもんね」なんてカワイイではありませんか。

 

それからやっぱり、弁天。

彼女の時折ふっと見せる、寂しさも、読者が気になってしまうところ。

 

◆そして、アニメ上映会へ、、。

読書会終了後のアニメ鑑賞会で少しだけ見られた、赤玉先生に連れ去られる前、弁天の学生姿。 

 

また、文章ではコミカルに描かれていたシーンも、アニメになると、ぐっとくるほどシリアスな場面もありましたー。

(読書会内で事前に情報いただいてたんです!)

 

アニメ上映会の模様は日を改めて。

 

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次回の京都開催は7/21(日)となります。

午後の課題本は、「こころ」夏目漱石。

 

お申し込みは、HPのフォームから予約できます。

料金は午前午後それぞれ¥1,500(当日払い)。両方参加の場合は3,000円となります!

 

SAKURA CAFE さんはキャパがありますので、結構いけますよー。是非ご参加ください!!

 

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では、また!