主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘(ネタバレ:少)

<疲れた時にちょうどいい、短編。>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、この本。

 

内容<amazonより>

路面電車が走る町に越して来た青年が出会う人々。商店街のはずれのサンドイッチ店「トロワ」の店主と息子。アパートの屋根裏に住むマダム。隣町の映画館「月舟シネマ」のポップコーン売り。銀幕の女優に恋をした青年は時をこえてひとりの女性とめぐり会う―。いくつもの人生がとけあった「名前のないスープ」をめぐる、ささやかであたたかい物語。

◆この本は

 

ボリューム:★★☆☆☆(ライト)

読みやすさ:★★★★☆(読みやすい)

ほのぼの :★★★★★(温かい気持ち)

感動   :★★★☆☆(グッとくるより、ホッとする)

 

教会の十字架が見えるアパートに引っ越してきたある青年が、食べ物や映画を通して近所の人たちと少しずつ交わっていく、心温まる14の連作短編集。

仕事に疲れた夜、やっと来た休日、そんな日に読んでほしい小説です。

 

◆内容紹介・感想

「それから僕はサンドイッチのことばかり考えていた。」

そんな言葉から始まっていく物語。

 

主人公は職探し中の青年、大里(オーリ)くん。

彼が商店街のサンドイッチ屋「トロワ」のとんでもなくおいしいサンドイッチに出会うところから物語はスタートします。

サンドイッチを買い続けているうち、いつの間にかオーリ君はサンドイッチ屋さんで働いていました。

 

また、オーリ君は大の映画好き。というか、ある銀幕女優に恋をしていて、その女優が出ている映画を繰り返し見れるから、ここに引っ越してきたみたいなんですけどね。

 

その映画館でよく一緒になる年老いた女性。その女性がいつも飲んでいるいい匂いのするスープ。

 

14の連作短編の中には、それぞれ出会うご近所さんとのなにげない日常のドラマがあって、そしてその物語の傍らには、何かしらおいしい食べ物や飲み物が添えられています。

 

1篇が10分もあれば読み切れるので、仕事や勉強が終わって疲れている時に、自分をリセットし、気持ちを癒しモードに持っていくのにちょうどいいですよ。

 

ただ、読んでいると、おなかがすいてきてしまうのには注意です!

 

感想は以上になります!

 

では、また!