<本屋大賞受賞作はやっぱり凄かった>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
読書について書いているブログなので、月に一度ぐらいは「今月に読んだ本のまとめ」をやってみようというこの記事。
いつもは「読書メーター」という読書サイトに記録を付けていっていますので、もしご興味あればそちらものぞいてください。
5月に読んだ本はこちらです。
5月は8冊でした。
2022年本屋大賞ノミネート作を3冊読了。また、まったく知識ゼロからのプログラミングの世界を体験してみたいなと読んでみたり。先月も充実した読書となりました。
自分の最も印象に残った度合いに☆1~5つを付けているのですが、
今月の「☆5」は3冊でした。
<今月のベスト本>
今月も、☆5を中心に、おすすめを紹介します!
5月のベスト本!
①
今月は、本屋大賞受賞作をやっぱり1位に推したいと思います!
人によって読み方は様々だと思いますが、自分の印象としては、「戦争は人間の顔をしていない」という、帯の三浦しおんさんのメッセージに集約されていました。
戦闘シーンの描写も見事な生々しさなのですが、同時にこの戦争の最大の特徴である殲滅と収奪に関してもしっかりと書かれていて、なかなかに辛いですが価値のある読書体験になりました。
<読書メーターへの感想>
今だからこそ、読むべき傑作だと思います。印象に残ったのは、とにかく戦場では人はあっけなく死んでいくということ、戦争によって変化してしまった人格の部分はもう戻らないということ、そしてこの戦争は未来である今に続いているということです。(☆5)
その他おすすめ本
②
上記「同志少女よ敵を撃て」の予備知識として、先に読んだというのもありますが、この本は2020年新書大賞受賞のベストセラー。読んでみたい本の1冊でもありましたし、実際読んでみると、やっぱりなかなかの衝撃でした。
なんといっても、犠牲者3000万人以上という、人類史上最悪の殺し合いはどうして起こってどう進められたのか。まさに「人間の顔をしていない」戦争がつまびらかに分析されていました。
<読書メーターへの感想>
第二次大戦の主戦場であった独ソ戦はなぜこれほど空前絶後の被害になったのか。戦術面だけでなく、政治経済、イデオロギーの面からも総合的な分析がなされています。主戦場のウクライナはじめとする場所は70年を経た今でも緩衝地帯として翻弄され続けています。(☆5)
③
全3話の独立した物語によって構成されている本ですが、そのどれにも「月」が登場し、そのどれもが独特の世界観を醸し出しています。
それはSFであり、ファンタジーでもあるのですが、とにかく没入感がすごいんですよ。
先日、ブログにも書きましたので、興味ある方はこちらもどうぞ。
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<読書メーターへの感想>
5月のベスト本紹介は以上です。どうもありがとうございました。
6月もどんどん読んでいきますよ~。
では、また!