<イメージが先行するよね。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、この本。
内容<amazonより>
◆この本は
法律ができて、強制的にお見合いをしなければいけなくなった若者たち。それぞれの恋愛観や、親との関わり方についても、楽しく読めて最後はほっこりする物語でした。
ボリューム:★★★☆☆
読みやすさ:★★★★★
わかるわかる:★★★★☆
感動:★★☆☆☆
◆感想
主な登場人物は4人。
秋葉原のオタク青年、お金持ちのお坊ちゃん、美人だが親離れできないラジオ局員、逆に親が子離れできていない看護師。
そんな若者たちが強制的にお見合いしたらどうなるか?という、テレビドラマ的設定。そして3回断ったら「テロ撲滅隊」という自衛隊のようなところに2年間送られてしまいます。「テロ撲滅隊リーチになって断れない!」っていう駆け引きも面白かったです。
セクシャルマイノリティーに対する配慮もなくそもそも人権無視だろうというようなこんな法律自体がありえへんのですが、まぁそこは小説の設定なので、、。
自分は男なので、このオタク青年の気持ちもちょっとわかるのですが、とかく若い頃は異性とのコミュニケーションが少ないと「イメージ先行」になってしまいがちですね。
(アイドルはウンチしない、みたいな。)
派手に着飾っている女性でも、家に帰れば案外地味にやっているし、浪費できるほどお金があるわけではない。
秋葉原の男だって平日はちゃんと仕事しているし、頭が良く収入も良かったりする。
だから、こうやって強制的にでも異世界の住人とコミュニケーションをとってみることって、自分がもつイメージに変化をもたらすきっかけになるんだろうな、って思いました!
では、また!