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「結婚相手は抽選で」 垣谷美雨 (ネタバレ少な目)

<イメージが先行するよね。>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、この本。 

結婚相手は抽選で (双葉文庫)

結婚相手は抽選で (双葉文庫)

  • 作者:垣谷 美雨
  • 発売日: 2014/06/12
  • メディア: 文庫
 

 

内容<amazonより>

少子化対策のため「抽選見合い結婚法」が施行されることになった。相手が気に入らない場合は断ることができるが、三回パスしたらテロ撲滅隊送りになる。だが、この強制的な見合いに、モテないオタク青年は万々歳、田舎で母親と地味に暮らす看護師は、チャンスとばかりに単身東京へ。慌てて恋人に結婚を迫るも、あっさりかわされてしまう女性もいて…。それぞれのお見合い事情をコミカルかつ、ハートウォーミングに描いた長編小説。

◆この本は

法律ができて、強制的にお見合いをしなければいけなくなった若者たち。それぞれの恋愛観や、親との関わり方についても、楽しく読めて最後はほっこりする物語でした。

 

ボリューム:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★★

わかるわかる:★★★★☆

感動:★★☆☆☆

 

◆感想

 

主な登場人物は4人。

秋葉原のオタク青年、お金持ちのお坊ちゃん、美人だが親離れできないラジオ局員、逆に親が子離れできていない看護師。

 

そんな若者たちが強制的にお見合いしたらどうなるか?という、テレビドラマ的設定。そして3回断ったら「テロ撲滅隊」という自衛隊のようなところに2年間送られてしまいます。「テロ撲滅隊リーチになって断れない!」っていう駆け引きも面白かったです。

セクシャルマイノリティーに対する配慮もなくそもそも人権無視だろうというようなこんな法律自体がありえへんのですが、まぁそこは小説の設定なので、、。

 

自分は男なので、このオタク青年の気持ちもちょっとわかるのですが、とかく若い頃は異性とのコミュニケーションが少ないと「イメージ先行」になってしまいがちですね。

(アイドルはウンチしない、みたいな。)

 

派手に着飾っている女性でも、家に帰れば案外地味にやっているし、浪費できるほどお金があるわけではない。

秋葉原の男だって平日はちゃんと仕事しているし、頭が良く収入も良かったりする。

 

だから、こうやって強制的にでも異世界の住人とコミュニケーションをとってみることって、自分がもつイメージに変化をもたらすきっかけになるんだろうな、って思いました!

 

では、また!