<名作、歴史、伝記、漫画、パンク(?)>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
「彩ふ読書会」に参加してきましたので、レポートを書いていきたいと思います!
今回は、昨年9月以来の参加となりますので、約半年ぶりとなりました。
場所は、前回参加したところとは変更となっていて、新大阪の「ノワール会議室」。
ビルの4階にあるレンタルスペース、前回の部屋より少し小さくなったかなと感じましたが、よくある貸会議室の印象でした。
この日はテーブルを2テーブルに分けての実施となっていました。
この日は2部制で、午後 第1部→「推し本紹介」、午後 第2部→「課題本読書会」という構成になっていました。
私は今回、第1部「推し本読書会」と第2部「課題本読書会」に参加しました。
まず、第1部「推し本読書会」。
この会は2テーブルに分かれており、各テーブル7名、計14名(多分)の参加となっていました。
まず主催者の「のーさん」よりタイムテーブルと流れの説明があり、その後2テーブルに分かれ、各テーブルの進行役が進行していくという流れでした。
「推し本読書会」は、各自が持ち寄ったおすすめ本を紹介していく形式の読書会です。
時間は約1時間。
それぞれのテーブルで、各自1分程度の自己紹介の後、順番に本を紹介していきます。
私が座った「Aテーブル」で紹介された本はこちらです。
進行役の隣の方が1番手で紹介し、そこからは時計回りで順番に紹介していきました。
以下、紹介された本を簡単に案内します。
①「シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレッド」 モーリーン・ウィテカー
映画でシャーロック・ホームズを演じた役者さんの伝記ですね。
彼が出演した作品ごとに章になっていて、それぞれの作品にまつわるエピソードと写真がたくさん収められていて、ファンにはたまらない本ですね。
②「月曜日の抹茶カフェ」 青山美智子
青山美智子さん、人気ですね。
ベストセラー「木曜日にはココアを」の続編で、12章のお悩み相談からの心温まる物語ということです。
今回、抹茶ということで京都から東京に繋がっていく物語。1章1章が短いので、カジュアルな読書時間に最適ですね。
③「ポトスライムの舟」 津村記久子
主人公は29歳、工場勤務、手取り年収163万円。この163万円は偶然見つけた世界一周旅行の値段と同じでした。
そこから、お金と時間について考えていく、ちょっと変わっていて、楽しめるお話ということでした。
④「パンク侍 斬られて候」 町田康
時は江戸時代、「腹ふり党」というカルト宗教が蔓延し、世の中が破滅に向かっていく?
とにかく型破りでカオスで無意味な時代劇、読んでいるうちにハイになるようなロックな物語だそうです。
自分だったら手に取らないだろう、でも面白そうな本を紹介していただいて、ありがたいです。
⑤「A子さんの恋人」 近藤聡乃
全7巻の漫画です。
紹介者いわく、1巻~6巻は、すべて7巻を読むための前置きで、7巻を読んだら全部腑に落ちるとのことでした。
主人公の「A子さん」ならぬ29歳のOL「えいこさん」が、日常の「あるある」とともに、自分探しの日々を過ごしていくという、読んでいて楽しく、さらに最後の7巻にはとても考えさせられるということで、気になる漫画ですね!
⑥「セロ弾きのゴーシュ」 宮沢賢治
子供の時に読んだかもしれませんが、内容はすっかりと忘れてしまっていました。
セロがうまく弾けないゴーシュのもとに、次から次へと動物たちが聞きに来る。いろんなことを教えられる小説ですね。
⑦「塞王の楯」 今村彰吾
最後に、私ちくわの紹介本です。
時は戦国末期。近江の石垣積み職人「穴太衆」の若頭が主人公となり、戦国を駆け抜けいていくエンターテイメント小説。石積み職人から、ここまでのエンタメ作品に仕上げてくる著者の力量は凄いですよ。
もし興味ありましたら記事も見ていってください!
といったところで、紹介が一周し、少し雑談したところで、1時間ちょっとが経過。
いつもながら、あっという間でした。
その後、他テーブル含めて全員の推し本(タイトルのみ)の紹介があり、終了後は、他テーブルの方々とも自由に交流できる時間があります。
今回、他テーブルの写真を撮り忘れたので、アップデートされたら公式のレポートをご参照ください!
この読書会に来ると、年齢層も様々、好きなジャンルも様々で、ほんといろんな方とおしゃべりできるのが楽しく、いつも新鮮な経験をさせてもらっています。
そして、読みたい本が増えていく(お約束)。
以上で、第1部のレポートを終えたいと思います。
この日は、この後の第2部「課題本読書会」にも参加したので、続きは日を改めて書いていきます。
では、また!