ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

彩ふ読書会(大阪)24年3月に参加しました①

<名作、歴史、伝記、漫画、パンク(?)>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

「彩ふ読書会」に参加してきましたので、レポートを書いていきたいと思います!

iro-doku.com

 

今回は、昨年9月以来の参加となりますので、約半年ぶりとなりました。

場所は、前回参加したところとは変更となっていて、新大阪の「ノワール会議室」。

ノワールの貸し会議室施設トップ|大阪会議室 | 日本会議室

 

ビルの4階にあるレンタルスペース、前回の部屋より少し小さくなったかなと感じましたが、よくある貸会議室の印象でした。

この日はテーブルを2テーブルに分けての実施となっていました。

 

この日は2部制で、午後 第1部→「推し本紹介」、午後 第2部→「課題本読書会」という構成になっていました。

私は今回、第1部「推し本読書会」と第2部「課題本読書会」に参加しました。

 

まず、第1部「推し本読書会」。

この会は2テーブルに分かれており、各テーブル7名、計14名(多分)の参加となっていました。

まず主催者の「のーさん」よりタイムテーブルと流れの説明があり、その後2テーブルに分かれ、各テーブルの進行役が進行していくという流れでした。

 

「推し本読書会」は、各自が持ち寄ったおすすめ本を紹介していく形式の読書会です。

時間は約1時間。

それぞれのテーブルで、各自1分程度の自己紹介の後、順番に本を紹介していきます。

 

私が座った「Aテーブル」で紹介された本はこちらです。

 

進行役の隣の方が1番手で紹介し、そこからは時計回りで順番に紹介していきました。

以下、紹介された本を簡単に案内します。

 

①「シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレッド」 モーリーン・ウィテカー

映画でシャーロック・ホームズを演じた役者さんの伝記ですね。

彼が出演した作品ごとに章になっていて、それぞれの作品にまつわるエピソードと写真がたくさん収められていて、ファンにはたまらない本ですね。

 

②「月曜日の抹茶カフェ」 青山美智子

青山美智子さん、人気ですね。

ベストセラー「木曜日にはココアを」の続編で、12章のお悩み相談からの心温まる物語ということです。

今回、抹茶ということで京都から東京に繋がっていく物語。1章1章が短いので、カジュアルな読書時間に最適ですね。

 

③「ポトスライムの舟」 津村記久子

主人公は29歳、工場勤務、手取り年収163万円。この163万円は偶然見つけた世界一周旅行の値段と同じでした。

そこから、お金と時間について考えていく、ちょっと変わっていて、楽しめるお話ということでした。

 

④「パンク侍 斬られて候」 町田康

時は江戸時代、「腹ふり党」というカルト宗教が蔓延し、世の中が破滅に向かっていく?

とにかく型破りでカオスで無意味な時代劇、読んでいるうちにハイになるようなロックな物語だそうです。

自分だったら手に取らないだろう、でも面白そうな本を紹介していただいて、ありがたいです。

 

⑤「A子さんの恋人」 近藤聡乃

全7巻の漫画です。

紹介者いわく、1巻~6巻は、すべて7巻を読むための前置きで、7巻を読んだら全部腑に落ちるとのことでした。

主人公の「A子さん」ならぬ29歳のOL「えいこさん」が、日常の「あるある」とともに、自分探しの日々を過ごしていくという、読んでいて楽しく、さらに最後の7巻にはとても考えさせられるということで、気になる漫画ですね!

 

⑥「セロ弾きのゴーシュ」 宮沢賢治

子供の時に読んだかもしれませんが、内容はすっかりと忘れてしまっていました。

セロがうまく弾けないゴーシュのもとに、次から次へと動物たちが聞きに来る。いろんなことを教えられる小説ですね。

 

⑦「塞王の楯」 今村彰吾

最後に、私ちくわの紹介本です。

時は戦国末期。近江の石垣積み職人「穴太衆」の若頭が主人公となり、戦国を駆け抜けいていくエンターテイメント小説。石積み職人から、ここまでのエンタメ作品に仕上げてくる著者の力量は凄いですよ。

もし興味ありましたら記事も見ていってください!

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

といったところで、紹介が一周し、少し雑談したところで、1時間ちょっとが経過。

いつもながら、あっという間でした。

 

その後、他テーブル含めて全員の推し本(タイトルのみ)の紹介があり、終了後は、他テーブルの方々とも自由に交流できる時間があります。

 

今回、他テーブルの写真を撮り忘れたので、アップデートされたら公式のレポートをご参照ください!

 

この読書会に来ると、年齢層も様々、好きなジャンルも様々で、ほんといろんな方とおしゃべりできるのが楽しく、いつも新鮮な経験をさせてもらっています。

そして、読みたい本が増えていく(お約束)。

 

以上で、第1部のレポートを終えたいと思います。

この日は、この後の第2部「課題本読書会」にも参加したので、続きは日を改めて書いていきます。

 

では、また!