<自分の持っていないものを持っている人>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
2020年より主にオンラインの場に移し、「オンライン哲学カフェ」として楽しんでおります。(※今のところ、クローズドでの開催です)
今回は、第94回開催になります。
前回の第93回開催の記事はこちらになります。
◆「哲学カフェ」とは?
哲学カフェとは、おもに身近なことがらについてテーマを1つ決め、それについてみんなで自由に意見を出し合う対話の場です。
「哲学」と書いていますが、ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話はほとんどしません。
私たちの哲学カフェで扱っているテーマは、「『普通』ってどういうこと?」だとか、「『自己責任』って結局何なの?」だとか、身近にありながら、答えがなかったり、人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えたりあまりしない話題について、じっくり語り合っています。
そうすることによって、「あたりまえ」だったことに新しい側面を発見し、考え方・生き方に変化が起こることを楽しんでいければいいな、と考えています。
当哲学カフェはいわば「日常生活を哲学する」ことを目指しています。
◆「Zoom」を使っています
今回も、「Zoom」を使用。
「Zoom」はすっかりおなじみですがとても使いやすいオンライン会議アプリです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
◆この日のテーマ
この日の参加者は7名(「聞き専」含む)。時間は2時間です。
オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。
しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。
今回は、いつも進行役のひじき氏が声が出にくいとのことで、私ちくわは進行役、ひじき氏が書記役を担当しました。
この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた
「魅力」
です。
魅力のある人、魅力を感じる仕事。
その「魅力」について説明してみるとどうなるでしょう。
ポジティブに聞こえますが、チョイ悪、ギャップ萌えなどの変化球要素が絡んでくるのはどうしてでしょう。
では、哲学カフェ、スタートします。
◆「魅力」の具体例
まずはいつものように、具体例から「魅力とはどういうことか」を考えていきます。
私個人的には、シミュレーションゲーム「三国志」の主人公のひとり「劉備」が「魅力100」が付いていたということが印象的で、漫画で読んだ三国志での劉備は、強くはないが「誠実な人物」という感じで、弟分から慕われていました。
別のメンバーからは、シティーハンターの冴羽獠や花の慶次といった、どちらかというと「アウトローな部分がある人」に魅力を感じるということでした。
それは「セクシーさ」とも言い換えられるようですね。
ただ誠実、というよりも、ちょっと変わったところのある人、変わった発想を持っている人、というほうが魅力があるということです。
「手助けをしたくなる人」という意見もありました。
なんでも完璧にこなす人よりも、少し足りないところがあって、目が離せないような人物、そんなところでしょうか。
行動的な魅力ではなく、シンプルに「見た目」というのもあります。
魅力的な顔つき、表情、スタイル、しゃべり方、などなど。
◆自分の持っていないものを持っている人
「その人が与えてくれるものが自分にとってメリットがあるかどうか」
という意見がありました。
そこから、
「自分が持っていないものを持っている人」という意見が出てきたとき、ある程度の同調があったように思います。
自分に落ち着きが足りないと思っている時、側にいる上司・同僚に落ち着きがある人がいたら魅力を感じる。
自分のファッションに自身がないと思っていると、いつも素敵なファッションをする人に対して魅力を感じる。
そこから、「尊敬」という言葉も出てきました。魅力を感じるには尊敬の念は必要だよね、という意見です。
◆対象との距離感
「テレビの中だけのアイドルよりも『会いに行けるアイドル』のほうが魅力的に感じる」という意見がありました。
ここから、対象との距離感についての話題で少し盛り上がりました。
哲学カフェはまだまだ続きますが、長くなってきましたので、続きは日を改めて書いていきたいと思います。
では、また!