<未知と期待感>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
今日は前回の続きで
「魅力」
について書いていきたいと思います。
前回の内容はこちら。
◆対象との距離感
「テレビの中だけのアイドルよりも『会いに行けるアイドル』のほうが魅力的に感じる」という意見がありました。
ここから、対象との距離感についての話題で少し盛り上がりました。
遠くのTVタレントより、近くのご当地アイドル、スーパー銭湯の純烈。
「憧れ」「素敵」と、どう違うのか、というような話にもなりました。
面白いと思った意見は、「遠くにいても、既にこの世にいない人でも、魅力を感じるのは、わからない部分を自分で勝手に補っているからかも」。
◆沼にハマっていく
そこから、「ちょっとずつ理解を深めていき、全体を知りたい!とズブズブ沼にハマっていくものが、魅力的なもの」
という意見が出てきました。
この、「未知のもの」、「知りたいと思うこと」、がひとつのキーワードとして出てきました。
◆なんとなく魅力
「説明できないけど、なんとなく魅力を感じるもの」という話題になりました。
なんとなく気になる絵画、ふと入ってみたくなる路地。
ここでも、「未知」というワードが出てきましたが、「期待」というのも出てきましたね。
◆アピールする魅力
魅力とは受け取るもの、評価であるいっぽうで、「魅力をアピールする」ということもあります。
お見合いや、就職活動の例が出てきましたが、相手が決める「魅力」を自分がアピールするということはどういうことでしょうか。
相手が求めるもの(求めそうなもの)に、「自分が合致しているんですよ」と訴える、そういうふうに言い換えてみると、「求愛行動」と通じるものがあるな、という発見があります。
一周回って、最初の論点(セクシーさ?)に戻ってきたのは哲学カフェならではの楽しみです。
◆終わりです。
哲学カフェは2時間が来たら終わりです。話がまとまっていなくても終わります。残りは皆さんのお土産にもなります。
「魅力」については、まずは「人」についての魅力だと思っていたら、意外と「物」や「場所」についての魅力についての意見も多く、そこから再度「人」へとつながってきたり、事前予想に反した展開となり、とても楽しかったです。
以上で、オンライン哲学カフェ「魅力」の振り返りを終わりたいと思います。
ありがとうございました。
では、また!