<めんどくさいがなくなるということは?>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
今日は前回の続きで
「めんどくさい」
について書いていきたいと思います。
前回の内容はこちら。
◆義務感と負担感
「めんどくさい」は「義務感」からくるもの、「負担感」からくるものだろうという意見がありました。
何かを「しなければならない」と思った時、めんどくささを感じる。
そこから話は広がっていきました。
仕事に置き換えた場合の「めんどくさい」については、色んな具体例が出てきました。
・自分で進める仕事と、単純作業のどっちがめんどくさいか。
・自分がそれを「余分だ」と感じているかどうか。
・メールの文章を考えることと、文字のタイピングはどちらがめんどくさいか。
・指示された仕事と、自由に考える仕事のどっちがめんどくさいか。
意外と「自由に考えて進める」仕事の方がめんどくさく感じるという意見も多く、この辺にめんどくさいの本質のヒントが隠されているかもしれません。
「めんどくさい」が評価である以上、個人的な好みや価値観と結びついているんですがね。
◆めんどくささがなくなるのは、何もしないことなのか
「めんどくささがなくなるということはどういう状態か?」
という問いがありました。
朝、起きること、活動することがめんどくさいという場合は、布団から出ないでずっと寝ているのがめんどくさくないということでしょうか。
そうしていると、トイレに行きたくなる。トイレに行くのもめんどくさい。
おなかがすいてくる。食事を準備するのはめんどくさい。
だったら、何でも誰かにやってもらうっているのがめんどくさくない状態?
けれども、そうやっていたら、しだいに不安になってくるよね、と言う意見があったり。
◆終わりです。
哲学カフェは2時間が来たら終わりです。話がまとまっていなくても終わります。残りは皆さんのお土産にもなります。
今回の「めんどくさい」はふだん頻繁に使う言葉のため、「こういうときはどうなの?」という具体例が多く出てきて、話がたいへん盛り上がりました。
これ以外にも
・「めんどくさい」と思うのは人間だけなの?
・自分の今の調子によって「めんどくさい」は変わってくる
・難易度と「めんどくさい」の関係
・準備より片付けの方が「めんどくさい」のは?
というトピックもありました!
以上で、オンライン哲学カフェ「めんどくさい」の振り返りを終わりたいと思います。
ありがとうございました。
では、また!