みんなの日常哲学カフェ ~哲学カフェとか読書とか

哲学カフェの記録を中心に、読書記事も書いています

旧:ちくわのぴょんぴょん読書日記

彩ふ読書会 ~京都北山 推し本読書会(19/2/17)

私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、

昨年5月からサポーターとして活動しています。

 

彩ふ読書会の目的は「本が好きな方の居場所作り」です。

「家庭でもない、職場でもない、第三の場所」をコンセプトに、色んな価値観を持った方々が集まり、意見を交換し合うこと、また空間を共有しあうことで新しく生まれる何かを楽しもう、という集まりです。

ジャンルは問いません、いい意味で、「何でもアリ」なので、男女問わず、また若い方から年配の方まで、気軽にアットホームな雰囲気で、リピーターさんも多数いらっしゃいます。

 

iro-doku.com

 

2/17(日)は第3回京都開催でした。

午前の部:推し本読書会

午後の部:課題本読書会

夕方の部:実験的経験会「漫画読書会」(こちらは私は不参加です)

 

今回は12月の場所に戻り、

「SAKURA CAFE」さんで行われました。

 

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何とこの日は「京都マラソン」開催日!

窓の外を市民ランナーが一生懸命走り抜ける。

なのにこのカフェだけ、ちがう時間が流れていました。

 

 

では午前の部のレポートです。

参加者は20名 男性10名 女性10名(多分)。

3テーブルに分かれてスタート。

 

私が担当したCテーブルの推し本はこちらです。

 

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1.「アンダー、サンダー、テンダー」 チョン・セラン

 

「彼ら・彼女たちに10代の頃を思い出し、感情移入してしまう」

という、青春群像小説です。

左上の紙は人物相関図です!確かに、韓国の方の名前をカタカナで書くと覚えにくいですよね。

そして、何やら事件がいくつも起きてくるのです。

この方は、いつも私が絶対選ばない本を持ってきてくれます。

そして、いつも読みたくなります。

 

2.「HERE(ヒア)」 リチャード・マグワイア

 

コミックであり、アート本です。

ある1つのリビングルームを描いているのですが、その中に100年前や100年後の世界が同居しています。なかには何億年前も。

言葉で言い表すのはとても難しいですが、とても面白い構成です!

 

また、この方は 「すべての、白いものたち」ハン・ガンも紹介されています。

 

3.「まんがでわかる7つの習慣」 フランクリン・コヴィー・ジャパン監修

 

名著「7つの習慣」のまんがでわかる版です。 

私は少し前に漫画ではない700ページぐらいある辞典のような本を借りて読みましたが、どっちみち、頭にエッセンスが残ればいいので、これ(漫画)でいいのではないでしょうか?

これだとたったの170ページです。

社会人として生きる、ひいては人間として生きるための心構え、原点を学ぶことが出来ます。

 

4.「砂の器」 松本清張

 

何度も映像化された名作ミステリーです。

「題材・設定もしっかりしていながら、ミステリーとして動機・トリックも申し分ない、最後まで楽しめる小説」

とのことで、私は清張作品は読んだことがなかったですが、読んでみたくなりました!

 

5.「遠い太鼓」村上春樹

 

村上春樹ギリシャ・イタリア旅行記です。

「これを読んで、旅に出たくなった」いいですね!

数か月単位で移住を繰り返しながら、旅行者でもない、居住者でもない独特の彼の立ち位置で書かれています。

ノルウェイの森」や「ダンスダンスダンス」はこの間に生まれているそうです。

 

6.「考えるとはどういうことか」梶谷真司

 

私ちくわの紹介本です。

1か月後にここで行われる「哲学カフェ」にちなんで、哲学カフェの教科書を持ってきました。

「哲学対話」の意義と、そのやり方が書かれています。

哲学カフェの楽しさを経験してしまった私ですが、これを読んでさらに、社会的意義も感じました。

 

最後に全体発表があり、他テーブルの推し本も一通り見ました。

こちらです。

「おしりたんてい」もあるよ!

 

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その後30分ほどフリートークをし、午前の部は終了です。

 

午後の部は改めてレポートします!