ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「講談」初体験! ~神田松之丞 独演会 京都南座

<大迫力!話芸の極み>

こんばんは。ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日は10連休の8日目。経過・・4勤:4休。

 

今日はゆっくりさせていただきました。

 

昨日5/3に起こった3つの出来事を少しずつ紹介していきたいと思います。

 

私がサポーターとして参加しています、「彩ふ読書会」のなかで、

「サークル活動」として、「鑑賞部」という活動があります。

 

(※サークル活動の詳細は下記HPにて)

iro-doku.com

 

 

鑑賞部内で、最近「講談」にハマっておられる方に、企画していただき、参加させていただきました。

彼には、ちょっと前「天満天神繁盛亭」にも連れていただきましたが、またまた新しい世界を教えていただきました。

 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

 

今回鑑賞したのが、「神田松之丞」という講談師の独演会です。

 

私もよく知らなかったのですが、

この「神田松之丞」さん、今「日本で一番チケットを取りにくい講談師」という別名を持つほど、大変な人気だそうで。

 

つい数日前、ネットニュースに、「神田松之丞、真打昇進、6代目『伯山』襲名へ」という記事が出ており、最近は(私含め)ほとんど知られていない世界だった講談が、にわかにブームになっていることを知りました。

 

◆講談とは?

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赤穂浪士だとかの歴史を中心としたいろいろな物語を、テンポよく聞かせる話芸です。

笑いを軸とした落語と違い、講談はストーリーを聞かせることが主なので、時には笑いがありません、感動話や怪談話もあるようです。

 

◆いよいよ、初体験

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紹介者いわく、「神田松之丞を聞いとけば、とりあえず間違いない。」というので、

GW中のプラチナチケットをわざわざ取っていただきました。(重ね重ね、ありがとうございます。)

企画者含め計4名。祇園の南座に集合です。

 

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GW中の祇園ということで、すごい人です。

そして南座の前は狭いので人がいっぱいです。

 

いよいよ中へ。

前から10列目ぐらいの「一等席」、5,800円の席でした。

いい席です。よく見えます。

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演目です。

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内容です。

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11:00に始まり、

①はトーク+「扇の的」で40分ほど。

30分の休憩で軽食をとり、

②・③は、各1時間の大ネタでした。

終了は14:15ぐらい。

3時間オーバーのロングラン独演会でした。

 

◆いよいよ登場!

南座のでかい舞台に、これまたでかい高座が設置され、当の本人はうしろの花道より登場です!

 

まずは20分ほどトークタイムです。

いわゆる「まくら」ですね、名跡継承の裏話も聞けました。

 

最初の演目は、学校でも習ったことのある、源平「扇の的」です。

聞き取りづらい部分もありましたが、内容はわかります。

とにかく迫力・臨場感がすごいんです!

 

第2演目は、「会談・乳房榎」。

人間の汚い部分、弱い部分を前面にさらけ出した迫真の講談です。

怪談ということで、うって変わって、照明が暗くなります。

シーンと静まり返り、集中して聴き入りました!

 

第3演目は、「中村仲蔵」。

松之丞の十八番ネタとのことですが、何度も松之丞を観た紹介者も、「じぶん史上最高だった」と評されていました。

 

血縁がなく冷遇されがちだった歌舞伎役者が、努力の末自分なりの新しい道を切り拓き観客に認められていく、というストーリーでしたが、笑いあり、涙ありのすばらしい演目だなあ・・と、初心者なりに単純に感動しました!

 

◆講談の魅力

自分なりに今日の感想です。

・迫力・臨場感がすごい(引き込まれる)。

・笑いあり、涙あり。ストーリーのおもしろさ。

・独りでも行きたい。

 

新たな世界を知ることが出来ました!

 

◆終了後のティータイム

真向いの老舗「レストラン菊水」に入店。

幸運にも席が空いてました。

 

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窓の外の観光客を眺めながらひとしきり感想を語り合った後、

やはり読書仲間なので、読書・読書会の話題になりつつ、

1時間ちょっと滞在し、お開きとなりました。

 

◆河原町でのアクティビティは続く。

この後、女性1名と別れ、残った3人で、ボードゲームカフェに行きます。

その模様はまた日を改めて。

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では、また!