主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

時間って

<きわめて個人的な感覚じゃないですか>

 

こんばんは。ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日はちょっとだけ考えてみます。

 

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◆時間はすべてに平等に与えられているのか?

・時間がもったいない

・人が休んでいる時間に、差をつける

・出来る人の時間管理術

世の中は、「時間」を有効に使う、そんな自己啓発本で溢れています。

自分もその渦に巻き込まれてしまって抜け出せません。

時短、生産性、働き方改革、朝活、スケジュール管理、、。

 

これら全て、「時間」との戦いです。

しかしこれら全て、「時間は1日24時間、平等に与えられており、それをいかにうまく使うか」という観点です。

 

「時間は平等に与えられている」っていうことを疑わないですよね。

 

◆人間の他の動物の時間の違い 

人間と他の動物とは、寿命が違うけれど、生涯の心臓の鼓動回数はほぼ同じで、鼓動の速さが違うだけ、っていう話は聞いたことがないでしょうか。

 

人間と他の動物とは時間の感覚が違っているということでしょう。

まあ、実際確かめようがないですけど。

 

それでは、時間って何なの?っていう問いに明確に答えた生物学者がいました。

ユクスキュルという理論生物学者(?)です。彼は、

「時間とは、瞬間の連続である」

と言いました。なんかちょっとわかるような、、。

 

では、「瞬間」って何ぞや?ってなりますよね。

彼は、それにもシンプルな答えを出しています。

人間にとって「瞬間」とは18分の1秒である。

 

えーっ!そうなの、なんでなんで?

実は人間にとって、18分の1秒以下の出来事は感覚できないそうです。

それ以下の時間で起こる変化は見ることができないし、肌で感じることができないとのことです。

 

つまり18分の1秒以下で起こることは人間にとって起こっていないのと同じなのです。

 

人間以外ではどうか?というと、ベタという魚は30分の1秒で人間より速い時間感覚を持っていて、カタツムリは4分の1秒以下の変化は感知できません。

 

ダニは獲物を最大18年待ち続けることができるそうです(!)

 

多くを知るにつれ、人間と他の動物は時間の感じ方が違うというのは、恐らくそうなのだと強く感じます。

 

◆人間同士の時間感覚の違い

私達は寝ます。起きた時は、7時間も経っているような気がしません。

その間、ほとんど意識がないからです。気付いたら朝だった、って感じですね。

極端な話、寝ている間は意識が無いので、死んでいるようなもの、自分の時間ではないのです。

8時間寝ている人と、5時間寝ている人では、1日に3時間も違うことになります。(健康の話は別として)

 

また、忙しく動き回っている日と、することが無い日の時間の経ち方も違います。前者はすぐ終わって、後者はなかなか終わりません。

 

小学校の6年間は、始まった時はとてつもなく長い時間のように思いますが、終わってみればあっという間でしたよね。

 

◆時間は極めて個人的な感覚

色々考えてみると、時間って、きわめて個人的な感覚のような気がします。

長いと思えば長いし、短いと思えば短い。そんなもの無いと思えば無い。

 

だからどうしろ、とかいうつもりはありません。

 

でも、疑いようがない、当たり前のように思っている一日も、前提を疑ってみれば、全然そんなことはない、ということを思っただけでした。

 

では、また!