みんなの日常哲学カフェ ~哲学カフェとか読書とか

哲学カフェの記録を中心に、読書記事も書いています

旧:ちくわのぴょんぴょん読書日記

彩ふ読書会 ~京都梅小路 2月 ③大人の学童保育(ヒミツキチ)@T7.5

<夕暮れに切ない映画は。>

私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、

18年5月からサポーターとして活動しています。

18年12月より始まった京都開催のサポーターリーダーとして、日々お手伝いさせていただいています。

 

彩ふ読書会の目的は「本が好きな方の居場所作り」です。

「家庭でもない、職場でもない、第三の場所」をコンセプトに、色んな価値観を持った方々が集まり、意見を交換し合うこと、また空間を共有しあうことで新しく生まれる何かを楽しもう、という集まりです。

ジャンルは問いません、いい意味でバラけていて、「何でもアリ」なので、男女問わず、また若い方から年配の方まで、気軽にアットホームな雰囲気で、リピーターさんも多数いらっしゃいます。

また、「皆で作っていく読書会」というのも魅力です。私のようなサポーターだけでなく、リピーター参加者の方に進行役や会場セッティングを手伝ってもらいながら、運営しています。

 

iro-doku.com

 

2/16(日)は京都開催でした。

 

午前の部:推し本読書会

午後の部:課題本読書会「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ

夕方の部:大人の学童保育(ヒミツキチ)T7.5

 

今日は昨日に引き続き、夕方の部のレポートを書いていきたいと思います。

午後の部のレポートはこちら。

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

それでは、いよいよ夕方の部のレポートです。

 

夕方の部は「ヒミツキチ改め大人の学童保育」と銘打って、「彩ふ読書会」コミュニティ参加者の自由な活動の場として不定期に開催されています。

参加は今のところ無料。コミュニティ加入者ならだれでも参加できます。読書会参加から流れで残っていただいてもOKとなっています。

 

先月は、私は参加できなかったですが、「人狼」はじめボードゲームをやっていたようです!

 

今月は、私の発案で、映画上映会をやることにしました。

というのも、昨年のサクラカフェさんでやっていたプロジェクター上映を、こちらのT7.5さんでも、出来るかどうかの実験も兼ねてやってみたかったからです。

 

今回、8名の方に参加いただきました。

観た映画はこの日の課題本読書会で読み深めたばかりの「わたしを離さないで」。

なかなか映像を映し出せないハプニングがあり、私はちょっと諦めかけていましたが、他の方の助けもあり、無事映すことができました(ありがとうございました!)

 

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壁に立てかけた、白いパネルに写しだされた映像は、かなり綺麗でいい感じでしたよ!

映像が使えることがわかったので、今後の遊び方に妄想が広がりますね♪

 

で、映画の感想なんですが、

「ヘールシャム」や「コテージ」、また、イギリスの田園風景を映像として見たことで、原作の世界観をはっきりイメージできて良かったですし、また、「Never let me go」の切ない調べも聴くことができました。

しかしながら、1時間40分にまとめられていたため、原作の重要シーンがいくつかばっさりカットされているのが少し残念だったかなあと感じました。

メンバーのどなたかがおっしゃってましたけど、本を読んだ後映画化されたものを見ると、だいたいこんな感じになるようで、まさにそれでしたね。

 

映画を観始めたころはまだ外が明るかったのですが、ラストの頃には日が暮れて、とてもしんみりした感動を覚るようで、とても雰囲気の良い上映会になりました。

 

次回の開催なんですが、新型肺炎ウィルスの影響で、しばらく見合わせが決まりました。

再開が決まり次第、HPで案内があるようです。

 

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以上で3回にわたってお届けしてまいりましたレポートを終わりにしたいと思います! 

ありがとうございました。

 

では、また!