主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

「働き方5.0~これからの世界を作る仲間たちへ」落合陽一 ②

<どうしてそうなっているのか?を考えることを楽しむ>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日は、昨日に引き続きこの本について。

働き方5.0: これからの世界をつくる仲間たちへ (小学館新書)

 

 

 

昨日の記事はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

◆21世紀は「魔法の世紀」

人間がシステムを補完する役割になっている、というところまでは理解しましたが、

いっぽうで、その大元となる「システム」を作ったのは誰でしょう?

 

やっぱりそれは「人間」なんですね。

コンピュータが「○○を便利に!」と意気込んでシステムを作ることはしませんから。

 

私はじめ大部分の一般人にとって、まさにコンピュータは「魔法」です。

普段当たり前のようにスマホからBluetoothを飛ばして音楽を聴いたりしていますが、平たくて四角い物体のガラス面のある一部分を触ったら、耳に突っ込んでいる綿棒みたいな物体から音楽がどうして流れるのか、まったく説明できません。

 

でもそれは誰かがプログラムを組んで作っただけなんですよね。

コンピュータのことはよくわからないので、「これからの時代はコンピュータの時代だから、それを作る側の人間にならないと生き残れない」、と言われても、何をどうしていいのかさっぱりわかりません。

 

現在多くの子供が「プログラミング」の学習をしていますが、学習すれば多くの人がそんな訳の分からない魔法を使えることができるようになるのでしょうか?

やった事のない私が言うのはなんですが、出来るようになるとは思えません。

 

では、この問題についてどう考えたらいいのでしょう?

 

おそらく筆者はそれをやれ、と言っているのではないと思います。

プログラミングは結局のところツール(算数の公式や外国語のようなもの)であって、ウーバーのようなシステムを作ろうとする人が、プログラミングが出来なければいけないというわけではありません。 

 

大切なのは「こうしたい!」という「想い」であって、その「想い」を実現するためにコンピュータを活用できなかったら、活用できる人との差が圧倒的になってしまいますよ、ということなんですね。

 

だから、ツールである「プログラミングが出来るようになる」というより、現在のIT技術ではこんなことができて、こんなことができないということをある程度知っていて、実際にやるときはそのツールをアウトソースすればいいということになります。

 

活用するためには、どんなことができるか知っていなければ、できないですからね。

 

◆魔法の世紀でのふるまい方

何だか理屈っぽくて、結局どうすればいいんじゃい!ということになってきたので、自分なりの考えを述べたいと思います。

 

自分は中年にすでに差し掛かったので、「人生あと○○年だから、それだけしのげれば大丈夫なので」っていう現実的な考えがどうしても先行してしまうんですが、これから仕事をする若者や、いまの子供世代はそうはいきません。

 

システムを作る側の人間になれればいいですが、ほとんど99%の人は使う側の人間でしょう。でも、そのシステムにただ反応的に利用している人と、そのシステムの目的を理解し自分はどう活用したいかを決めて利用している人の差は大きいと考えます。

 

例えば「ポケモンgo」というスマホゲームがあります。モンスターを集めていくゲームと、ウォーキングを組み合わせて世界的なヒットになりましたが、このゲームはやり込み要素が多く、のめり込むと他のスマホゲーム同様、課金してしまうし、それなりの時間を費やしてしまいます。

 

このゲームの本来の目的は、ゲームを楽しみながらウォーキング習慣を継続することにあるのですが、ゲーム要素に突き進んでしまうと、本来の目的から外れてしまうんですね。

 

ここでそれに気づく人と気づかない人に大きな差がでてきます。

ハマってしまうと、「〇時から伝説のバトルが始まるから」と仕事中にやりだしたり、モンスターの出現が気になって、四六時中スマホをつけっぱなしにしてしまうのです。ああ、おそろしい。

私は、このゲームは、散歩をすること、子供と遊ぶこと以外に使わないようにし、課金も最小限にとどめています。

 

アマゾンプライムとか、キンドルアンリミテッドとか、「サブスクリプション」と呼ばれる継続課金型のサービスが急速に拡大しているので、気がついたら毎月莫大なお金を払っている、ということにもなりかねないので。

インターネット上には数え切れないぐらいの刺激が溢れていますんで。

 

何が言いたいかと言うと、システムは恐ろしく油断するとすぐその罠にハマってしまうので、それをやっている時も、「このシステムは何が本来の目的で、儲ける仕組みはどうなっているのだろう?」ということを一度考えてみて、自分はこのシステムとどう付き合っていくか、を決めることです。

 

そして、本当に自分が興味のある事だけにのめり込めばいいと思います。YouTubeが好きでのめり込んでいるなら、動画を見るだけではなく、一度「動画を作ってみよう」となり、動画を作るためには何が必要か、自然と学んでいくことになりますし。

そしてやりこんでいった先に、「自分だけのもの」が形成されていくのだと思います。

 

筆者は「暗黙知の形成」という言葉をつかっていますが、私は「探求心」とか「好奇心」とかいう言葉を使いたいと思います。

 

どうしてそうなっているのか?を考えることを楽しむ気持ち。

 

そのシステムの裏に何があるか探求する気持ち、常にそれがあれば(四六時中それだと疲れますが)情報は向こうから入ってくるし、知識や技術も自然と身に付いてくるのではないでしょうか。

 

最後に、

この方の著書はやたらカタカナ語が多く、途中わからなくなってしまうことが何回かあります。この人なりに庶民にもわかりやすく書いてくれているのでしょうが、まだまだ、、(笑)多分とびぬけて賢い人というのは、こういうものなんでしょう。考えていることが私の5周ぐらい先をいっているようで。

 

終わり!

 

では、また!