<「ととのう」とはどういうことか。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、この本。
内容<amazonより>
ベストセラー著者最新刊! 「サウナ」と「水風呂」が、さびついた自律神経にスイッチを入れる!
自律神経と腸の名医であり、サウナーでもある小林弘幸先生が、医学的に正しいサウナの入り方を徹底解説! サウナで血流がよくなることで脳も体もパフォーマンスがアップする、その理由を医学的に解説します。
「血管の筋トレ=サウナ」がもたらす劇的な効果!
・乱れがちな自律神経が整う
・腸を温めることによって「幸せホルモン」が増える
・睡眠の質が高まる
・血流がよくなり、免疫力もアップする
・痩せ体質になれる
・肩こり・腰痛、冷え性を予防・改善できる
・美肌効果が期待できる
本書の特長
・自律神経と腸の名医だから知っているサウナの効能がまるわかり!
・小林式・サウナストレッチやサウナでの呼吸法を実践することで、よりととのうことが可能になる!
・医学的に正しいサウナ飯や医師だから知っている間違ったサウナの入り方も丁寧に解説。
もくじ
まえがき
特別インタビュー・カンニング竹山さんだから知っている サウナの楽しみ方
プロローグ なぜ、サウナで自律神経が整うのか?
Part1 名医が認める! サウナの絶大な効果
Part2 医学的に正しい 本当のサウナの入り方
Part3 血管だけじゃない! サウナがもたらすトータルケア
Part4 教えて小林先生! サウナの疑問Q&A
あとがき
◆この本は
ボリューム:★★☆☆☆(ライト)
読みやすさ:★★★★☆(とても読みやすい)
気付き学び:★★★☆☆(サウナがどう良いのかがわかります)
お役立ち :★★★☆☆(日々の体調管理に)
「ととのう」身体的メカニズムを、サウナ好き医師の視点で熱く語ってくれます。冷水の適度な刺激と、休憩の重要性がよくわかりました。あまりサウナは行かない(というか近くに無い)のですが、お風呂でも応用できる内容ですね。
◆内容紹介・感想
最近、バラエティー番組でも登場頻度がとても多い「サウナ」。
サウナタレントが登場し、「ととのう」「サウナー」なんて言葉が流行ったりしていますね。
どうして今、サウナが流行しているのか?
それは、サウナの健康増進効果と心のリラックス効果がストレスフルな現代社会の中で、見直されているということのようです。
ここで、サウナの魅力と健康増進効果をあらためて確認するために、勉強してみることにします!
「サウナとは、血管の筋トレである」
冒頭に述べられている、この本のキーワードです。
「健康とは、血流が良いこと」
さらに、畳みかけます。さすが、お医者さん、、。
急激な温度差をつくりだすことで、自律神経に適度な刺激を与える。
全身の血の流れをスムーズにし、体の調子を整える。
血管が広がり、体の調子が整うことで、「気持ち良い」と感じる。
これが、ざっくりいう「ととのう」ということのようです。
だから、サウナとは熱い空間に入るだけではありません。
「サウナに行く」ということは、
①「サウナに入る」
↓
②「水風呂に入る(or、冷たいシャワー)」
↓
③「休憩する」
のワンセットでなければならない、ということなんですね。
そんなの、サウナに入る人にとっては常識なんでしょう、たぶん。
でも、私にはサウナに入る習慣がないので、②と③が医学的に必須であるということは初めての知識でした。
緊張から緩和に移行することで、自律神経をリセットし、「気持ちよさ」を感じることができるということですね。
休憩までしっかりやりきることがサウナ。ここに気付けただけでも、この本を読んだ価値がありました。
そして、もうひとつ、印象に残ったのは、
「くれぐれも無理をせず、『自分が気持ちいい』と思える範囲で」ということ。
有名人が言う「○○すべき」にあまりとらわれすぎないほうがいい。
例えば、水風呂とか、ストレスになるぐらいなら、無理に冷たいのに入らなくても、水シャワーなどの代替で無理せずに。
なぜなら、サウナは、「気持ちよくなるために入る」ためのものだから。
ここに筆者の「サウナ愛」を感じます。
サウナに関するルーティンと医学的理由、取り入れてみたいことがいくつかありました。
サウナ自体が歩いて行ける場所にはないので、そんなに日々行けるものではありませんが、考えようによっては、お風呂でも応用できそうなことでもあります。
血管を鍛え、気持ち良くすることが目的なので。
感想は以上です!ありがとうございました。
では、また!